マンボウやしろ

マンボウやしろ（やしろ ひろゆき）

マンボウやしろは、1976年7月19日に千葉県南房総市で生まれた日本のタレント、演出家、脚本家、ラジオパーソナリティである。本名は家城啓之。彼は178cm、60kgの体格を持ち、B型の血液型である。千葉県立安房高校を卒業後に明治大学に入学するも中退し、芸能活動へと進む。

芸能キャリア

彼のキャリアは主にお笑いコンビ「カリカ」としての活動から始まった。1997年に林克治と共に「カリカ」を結成し、ボケとネタ作りを担当。2003年には、作・演出・出演の一人劇団『劇団乙女少年団』（略称:オトメメン）を立ち上げる。2011年には「カリカ」の活動を終了し、その後、芸名を「マンボウやしろ」に変更してピン芸人としての活動を開始した。

芸人としては、2016年にサイコロを振って1の目が出なければ引退すると公言したが、その後もラジオ番組『Skyrocket Company』のパーソナリティとして活動することになり、引退を撤回した。彼はまた、作家活動を本名の名義でも行い、ラジオ、バラエティ番組、さらには舞台や映画にもたくさん出演している。

2019年には、鳥取県に縁があることから「とっとりふるさと大使」に任命された。2021年には、新たに株式会社アン・ミカエルを設立した。

人物像

彼は高校生の頃、「ちぐはぐ」というコンビを組んでいた。天然パーマの長髪と独特なルックスが特徴で、近年は眉毛を生やしている。「常に寝起きのような顔」とも称される彼は、『マンスリーよしもと』での「よしもと男前ブサイクランキング」で2003年から毎年ランクインし、2009年からの3年連続1位で殿堂入りを果たした。彼は、ブサイクを逆にバネにしてユーモアを生み出している。

仲間や先輩からの信頼も厚く、放送作家の鈴木おさむは高校の先輩でもあり、家城の姉とも親しい。山本寛斎を尊敬し、自身のブログタイトルにも名前を使用している。
彼はまた、音楽活動との関わりもあり、『SCHOOL OF LOCK!』の教頭としても名を馳せる。特に番組内で伊武雅刀のモノマネを披露したことが印象に残っている。

プライベートとエピソード

彼のプライベートにも多くのエピソードがある。2007年のブログを書き始めてからは、数多くの更新を行い、一時期炎上したこともあった。また、2016年に大本彩乃（Perfume）との交際が報じられた際、自らのラジオ番組でその噂を否定した。

2017年には、誕生日を祝した改名の試みとして「パンダやしろ」と名乗ることを決めるも、定着せず元の「マンボウやしろ」に戻る。彼は心理的なゲームやパフォーマンスに関心があり、2019年には『日本ジェスチャー協会』を設立、ジェスチャーゲームのライブを行っている。

出演データ

マンボウやしろは、様々な映画やテレビドラマに布石をきかせており、『絶メシロード』や『ファイトソング』などに出演している。彼のラジオ出演も多岐にわたり、『SCHOOL OF LOCK!』や『Skyrocket Company』などでの活躍は特に目立つ業績と言える。

彼は、舞台でも積極的に活動し、数々のユニークな脚本や演出を手がけてきた。著書においても、自身の経験や思考を描いた作品を持ち、深い内容が読み手を引きつける。

まとめ

マンボウやしろは、その幅広いジャンルでの活動により、日本のエンターテインメントシーンでの存在感を奪うことなく、時代に根付いた多才な芸人として知られている。彼のユニークなキャラクターは、多くのファンに愛されており、これからの活動にも注目が集まる。

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