モリタホールディングス

株式会社モリタホールディングス

株式会社モリタホールディングスは、株式会社モリタを中核とするグループの持株会社であり、東京証券取引所プライム市場に上場しています。モリタグループは、消防車をはじめとする緊急車両や環境関連車両の製造・販売を手掛け、社会の安全と安心に貢献しています。

株式会社モリタ

モリタホールディングスの100%子会社である株式会社モリタは、消防車の国内トップシェアを誇る企業です。長年にわたり、日本の消防・防災を支え続けています。

沿革

1907年 - 森田正作が大阪に火防協會を設立
1939年 - 森田喞筒工業株式会社に社名変更
1951年 - 本社を生野区に移転
1961年 - 森田ポンプ株式会社に社名変更
1973年 - 大阪証券取引所第2部に上場
1979年 - 東京証券取引所第2部に上場
1980年 - 東証・大証各1部に指定
1997年 - 株式会社モリタに社名変更
2008年 - 持株会社体制に移行し、株式会社モリタホールディングスに商号変更
2008年 - 宮田工業を連結子会社化
2009年 - 宮田工業を完全子会社化
2013年 - モリタホールディングスの本社を現在地に移転
2014年 - 宮田工業がモリタ防災テックを合併し、モリタ宮田工業となる
2016年 - フィンランドのブロント・スカイリフトを子会社化
2023年 - 研究開発拠点「モリタＡＴＩセンター」を開設

事業所

モリタホールディングス
大阪本社
東京本社
技術研究所
モリタ
本社：兵庫県三田市
東京本社：モリタホールデングス東京本社内
支店：東京、大阪、名古屋、福岡、仙台
営業所：富山、松山
工場：三田工場、上野工場、関東工場、船橋工場

主な製品

消防車

モリタは、国内消防車市場でトップシェアを占めており、様々な種類の消防車を開発・製造しています。

はしご自動車: スーパージャイロラダーは、日本で唯一の54m級の高さまで届くはしご車です。MH型は、日野[[自動車]]と共同開発した専用シャシを採用し、低床フロアと広大な居住空間を実現しています。MSCシリーズは、屈折方法を下向きにし、水難救助能力を高めた屈折はしご車です。MVFは、塔体を車体のみに収納し、資機材庫を拡大した消防ポンプ車です。

消防ポンプ自動車・水槽付消防ポンプ自動車、化学車: CD-Iαは、FRP製ハイルーフと大型の赤色警光灯を装備した消防ポンプ自動車です。CAFS装置搭載CD-Iは、従来の消火戦術概念を変える、少量の水で効果的な消火活動が可能な消防ポンプ自動車です。

空港用化学消防車: MAF-30A、MAF-60A、MAF-125Aの3機種があり、コマツ製のディーゼルエンジンを搭載しています。

救助工作車: I型からIII型まで市販されており、消防庁指定の4消防本部にはIV型も導入されています。

消救車: 消防ポンプ自動車と救急車の機能を合体させた車両です。

特殊災害対応自動車: NBC災害発生時に対応するための車両です。

技術

e-モニタ: 電子コントロールによる操作性と、様々な情報を瞬時に把握できる液晶ディスプレイを装備したポンプ操作盤です。
レッドアーマー: CFRP製のハイルーフで、デザイン性と機能性を向上させています。

グループ企業

モリタ宮田工業株式会社：消火器の製造・販売
株式会社モリタ環境テック：ごみ処理関連装置の製造・販売
株式会社モリタエコノス：環境関連車両の製造・販売
株式会社モリタテクノス：消防自動車のオーバーホール・アフターサービス
その他：株式会社モリタユージー、株式会社モリタエンジニアリング、株式会社北海道モリタなど

モリタグループは、これらの製品・サービスを通じて、安全で安心な社会づくりに貢献しています。

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