ヤスハラケミカル

ヤスハラケミカル株式会社の概要

ヤスハラケミカル株式会社は、広島県府中市を拠点とする日本の化学工業メーカーで、特にテルペン製品の製造に注力しています。1959年の創業以来、様々な化学製品を生産し続けており、その成長においては新技術の導入や市場のニーズに応える柔軟な対応が所要となっています。この文章では、同社の沿革や事業所について詳しく紹介します。

沿革

最初に、ヤスハラケミカルの歴史を振り返ります。1959年2月、安原油脂工業株式会社として設立され、府中市高木町にてテルペン油の精製業務をスタートさせました。その後、1970年には低分子量ポリエチレンワックスの製造を開始し、さらには1977年にテルペン系樹脂の製造を開始。これにより、同社は化学製品市場における確固たる地位を築いていきました。

1989年10月には現在の社名に改称。1995年には広島証券取引所に上場を果たし、1998年には大阪証券取引所2部に上場し、更に2000年には東京証券取引所2部にも上場しました。また、2003年には大証2部上場を廃止し、その後も2012年に新居浜工場へテルペン系樹脂製造を移管するなど、生産体制を整えてきました。

2016年には、福山工場でテルペン油の精製とネオワックスの製造を行うことになり、2018年には川内工場を閉鎖し、2019年には高木工場も閉鎖。その後も新たな工場を立ち上げるなど、経営戦略の見直しを行っています。

主要事業所

ヤスハラケミカルの主要事業所は以下の通りです：

• - 本社・高木工場: 広島県府中市高木町1080
• - 鵜飼工場: 広島県府中市鵜飼町800-111
• - 福山工場: 広島県福山市箕沖町117
• - 総領工場: 広島県庄原市総領町亀谷1065-1
• - 新居浜工場: 愛媛県新居浜市黒島1-7-7
• - 川内工場: 鹿児島県薩摩川内市港町字松原360-14

このように、ヤスハラケミカルは多彩な事業所を持ちながら、各地で製品を生産しています。特にテルペン製品の開発・製造においては、国内外で高い評価を得ているのが特徴です。

以上がヤスハラケミカル株式会社の基本情報です。今後も同社の動向に注目し、化学業界での活躍に期待したいと思います。

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