やや

ややのプロフィールと活動

やや（本名：小島八重子）は、1959年9月11日生まれで、東京都江東区出身の著名な歌手です。グラフィックアーティストとしても知られており、B型の血液型を持っています。彼女が広く知られるようになったのは、1986年にリリースしたヒット曲『夜霧のハウスマヌカン』によるもので、この曲が多くの人々の耳目を引きました。2014年には自身のレコード会社「ややレコード」を設立し、音楽活動の幅を広げています。

音楽キャリアの始まり

ややの音楽キャリアは1982年に始まります。彼女は覆面ユニット「ヒマラヤ・ミキ＆MODOKEES」として、平山三紀の名曲『真夏の出来事』をカバーしました。1985年には、いとうせいこうがプロデュースしたコンピレーション・アルバム「業界くん物語」に参加し、この時に歌った『夜霧のハウスマヌカン』が評判となりました。そして1986年1月、やや名義でこの曲のシングルがリリースされ、ソロ歌手として正式にデビューを果たしました。

当初、シングルの売上は思わしくなかったものの、テレビ朝日の深夜番組『タモリ倶楽部』や『チャームミントタイム』で取り上げられ、急激に問い合わせが増加。結果的に30万枚以上を売り上げるヒットとなったものの、当時の印税契約がなかったため、ギャラはわずか5万円のままでした。

転機と新たな挑戦

1987年10月、ややは北島音楽事務所に移籍し、さらなる飛躍を果たします。1990年3月には、ブラジルのダンス音楽「ランバダ」をカバーし、再び注目を浴びました。1998年には独立し、自らの事務所「オフィス・コジマ」を設立。女優業やグラビア活動にも進出しました。

2000年には、実姉の死去に伴い、実家の鉄工所の社長に就任し、甥をサポート。社長業を7年間務めましたが、その後再び音楽活動に回帰し、2014年8月には自主レーベル「ややレコード」を設立しました。

作品と活動の多様性

ややの音楽キャリアには、多くのシングルやアルバムがあります。1986年にリリースしたアルバム『HA・NA・MI・CHI~華道』には、代表曲『夜霧のハウスマヌカン』を含む全9曲が収録されています。また、1990年代には『ランバダ』や『愛は切なくて』などのヒット曲を発表し続けました。

受賞歴も豊富で、1986年には第19回全日本有線放送大賞で最優秀新人賞を受賞。以降も多くの音楽賞を受賞し、その実力を証明しました。

映画とメディアへの出演

音楽だけでなく、ややは映画やテレビ番組への出演もこなしています。1980年3月には映画『宇宙怪獣ガメラ』に小島八重子名義で出演。また、2018年には『Tokyo Loss』に有栖川ノエル役で出演しました。

彼女はフジテレビの『ものまね王座決定戦』など、数々のテレビ番組でも活躍し、幅広いジャンルでの活動を展開しています。

まとめ

ややは、音楽、映画、テレビと多岐にわたる分野で活躍しており、今なおエンターテインメント界での存在感を示しています。独自のスタイルと人間性で、多くのファンに支持され続ける彼女の今後の活動にも注目が集まります。

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