ライジングゼファーフクオカ

ライジングゼファーフクオカ

ライジングゼファーフクオカ（英: Rizing Zephyr Fukuoka）は、福岡県福岡市を本拠地に持つプロバスケットボールチームであり、運営法人はライジングゼファーフクオカ株式会社です。2006年に「ライジング福岡」として設立され、現在はB2リーグの西地区に所属している。

チームの歴史と変遷

初めに、ライジングゼファーフクオカの前身として、福岡レッドファルコンズが設立されたのは2005年。プロバスケットボール界において福岡の地盤を固めるために、地元企業などを中心に発足しました。しかしながら、経営の問題から2006年にチームが解散。これを受けて、新たに「福岡BBボーイズ」が設立され、その後「ライジング福岡」としてbjリーグに参入しました。

ライジング福岡は2007-08シーズンからbjリーグの一員となり、初年度は注目を集めました。特に、2012-13シーズンには準優勝を果たし、さらなる飛躍を遂げる契機となりました。

2016年、bjリーグとNBLが統合された結果、新たにB.LEAGUEが誕生し、ライジング福岡もB3リーグに移行。その後、2017年にはB2リーグに昇格を果たしています。チーム名も「ライジングゼファーフクオカ」に変更され、地域に根ざしたプロスポーツクラブとしてのブランドを確立してきました。

チーム名の由来と意味

チーム名「ライジング」は、雷神と呼ばれる菅原道真の伝説を連想させ、また「上昇」を意味する英語「rising」との関連性を持っています。一方、「ゼファー」はギリシア神話に登場する西風の神を表し、雷と風が共存することで勝利を引き寄せるという願いが込められています。毎年1月には、筥崎宮での必勝祈願も恒例行事として行われています。

ユニフォームとスポンサー

2022-23シーズンのユニフォームサプライヤーはEGOZARUであり、複数のスポンサーがユニフォームに表記されています。特に、前面に記載されている「やずや」が目を引く存在です。また、応援グッズには「Rize to the Chip!!」といったキャッチフレーズが用いられ、観客との一体感を大切にした応援スタイルが確立されています。

支援するマスコット「神くん」

ライジングゼファーフクオカのマスコットキャラクターは「神くん」で、雷と風の象徴とされる存在です。地元の人々に親しまれやすく、試合やイベントなどで観客に夢や希望を与えています。

車いすバスケットボールの活動

福岡県内には、ライジングゼファーフクオカの傘下にある「ライジングゼファーフクオカWheelchair」という車いすバスケットボールチームも存在します。2019年から活動しており、国内の選手権大会に参加し、良好な成績を収めてきました。また、女子選手も在籍しており、オリンピックでの活躍が期待されています。

今後の展望

ライジングゼファーフクオカは、地域密着型の活動を続けながら、さらなる成績向上を目指しています。チームの成長と共に、地元のファンとのコミュニケーションやイベントも充実させる取り組みを進めていくことで、福岡のバスケットボール界を盛り上げる存在になることを目指しています。

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