ラグーナテンボス

愛知県蒲郡市の海陽町に位置するラグーナテンボスは、多彩な施設を備えた複合リゾートです。そのキャッチフレーズは「夢、あこがれ、きらめくシーサイド」。ここは単なるリゾート名にとどまらず、広範囲にわたるラグーナ蒲郡地区の一部としても知られています。ラグーナテンボスはテーマパークの「ラグナシア」、海に囲まれた「ラグナマリーナ」、アウトレットモールや飲食店が集まる「ラグーナフェスティバルマーケット」、2つのホテル、そして温浴施設「ラグーナの湯」から構成されています。

歴史

ラグーナの開発は1985年の「海の軽井沢構想」に遡ります。当初は海水浴場として賑わったこの地域も、時代の流れに伴い衰退。そのため地域の有志や市の計画に基づき、1991年からの本格的な開発が始まりました。120ヘクタールの広さを誇るこの地域には、マリーナやウォータースポーツ、リゾートマンション、別荘などが建設されました。1999年1月には名称を「ラグナ蒲郡」に変更し、次第にラグーナの主要施設が完成しました。

特に、2001年に中部地区最大のマリーナ「ラグナマリーナ」が開業し、2002年には「ラグナシア」と「ラグーナフェスティバルマーケット」が続けてオープンしました。これにより、多くの観光客が訪れることとなり、地域経済も活性化しました。

2014年には運営権がHISに移管され、「ラグーナテンボス」と名称が変更されました。これにより、長崎県佐世保市にあるハウステンボスと姉妹施設としての関係が結ばれ、話題を呼びました。

地域の魅力

ラグーナ蒲郡地区は、海に面した美しいロケーションにあります。晴れた日には渥美半島まで見渡すことができ、観光地としての評価も高まっています。訪れる人々は、自然のもとでゆったりとしたひとときを過ごすことができます。また、三谷温泉にも近接しているため、周辺観光の拠点とするのにも最適です。

イベントやアクティビティ

ラグーナテンボスでは、様々なイベントが開催されています。「世界コスプレサミット」は、オールナイトイベントが行われ、多くのコスプレ愛好家が集まります。加えて音楽フェスティバルであるTREASURE05Xや森、道、市場のメイン会場としても利用されるなど、多用途の楽しみ方が満載です。

また、ラグナシアでは季節ごとに多彩なアトラクションやイルミネーションが楽しめ、特に冬季には素晴らしい冬のイルミネーションが設けられています。これは2016年度のイルミネーションアワードで総合エンターテインメント部門第9位を受賞するなど、観光名所としての側面も持っています。

アクセス

蒲郡駅からのアクセスは非常に便利で、無料送迎バスも運行されています。また、周辺道路も整備されており、自家用車でのアクセスも容易です。ビーチやマリーナの美しい眺望を楽しみながら訪れることができるラグーナテンボスは、家族や友人との思い出作りに最適な場所です。

ラグーナテンボスこそが、愛知県蒲郡市におけるリゾート体験の新たな魅力を提供しています。

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