リゾートトラスト

リゾートトラスト株式会社：日本を代表する総合リゾート企業

リゾートトラスト株式会社は、愛知県名古屋市に本社を置く、日本を代表する総合リゾート企業です。会員制リゾートホテル事業を中核とし、国内外に多くのホテルやリゾート施設を展開しています。その高いブランド力と圧倒的なシェアは、日本のリゾート業界において不動の地位を築いています。

圧倒的なシェアと実績

日本におけるリゾート会員権のシェアは7割強を占め、業界トップを誇ります。日経MJのサービス業総合調査では、会員制リゾートクラブ部門で32年連続売上高第1位という輝かしい実績を達成。ホテル業界全体の売上高ランキングにおいても、会員制ホテルを主軸としながら第2位にランクインするなど、その事業規模と収益力は業界随一です。

多様なブランドと高級志向の施設

主要ブランドである「エクシブ (XIV)」は、高級感と上質なサービスで知られています。他にも、日本初の完全会員制リゾートホテル「ベイコート倶楽部」や「サンクチュアリコート」など、それぞれのブランドが独自のコンセプトと魅力を放ち、多様なニーズに対応しています。

歴史的建造物を生かしたホテル開発も特徴の一つです。奈良屋旅館（現・エクシブ箱根離宮）や夏目漱石の小説「明暗」にも登場する天野屋旅館（現・エクシブ湯河原離宮）など、歴史と伝統を継承した高級ホテルは、日本の文化と自然を融合させた独特の空間を提供しています。

海外展開への積極的な取り組み

海外展開にも積極的で、2014年にはハワイ・オアフ島にある高級ホテル「ザ・カハラ・ホテル＆リゾート」を取得し、運営しています。これは、同社のグローバルな事業展開を象徴する出来事であり、海外市場への進出を加速させる大きな一歩となりました。

安定した経営基盤と将来展望

2014年1月6日より運用開始の株価指数「JPX日経インデックス400」の構成銘柄に選定されているなど、上場企業として安定した経営基盤を築いています。バブル期以降も、積極的な事業展開と経営戦略により、成長を続けています。平成不況期には、リゾート地の大型施設建設や、バブル期の過剰投資で破綻した企業からの物件買収などを通して、着実に規模を拡大してきました。

多様な事業展開

ホテル事業以外にも、女子プロゴルフトーナメント「リゾートトラストレディス」の開催など、地域社会への貢献にも積極的に取り組んでいます。また、医療関連事業への進出など、多角的な事業展開を推進することで、更なる成長を目指しています。

沿革

1973年の設立以来、宝塚エンタープライズ株式会社としてスタートし、その後、リゾートトラスト株式会社に商号変更。都市型ホテルや会員制リゾートホテルの開発・運営を通じて、着実に事業を拡大してきました。数多くのホテルやリゾート施設の開業、そして海外進出など、その歴史は日本のリゾート開発の歴史そのものです。 創業以来、常に時代の変化に対応しながら、顧客満足度を高めるための努力を続け、日本を代表する総合リゾート企業として、今後も更なる発展が期待されています。

まとめ

リゾートトラスト株式会社は、高い顧客満足度と圧倒的なシェアを誇る、日本を代表する総合リゾート企業です。会員制リゾートホテルを核とした事業展開、歴史的建造物を活かした高級ホテルの開発、そして海外展開など、その事業規模と多様性は、業界をリードする存在感を示しています。安定した経営基盤と将来展望を踏まえ、更なる発展が期待される企業です。

もう一度検索