ワタリ119

ワタリ119について

ワタリ119（ワタリいちいちきゅう）は、日本のピン芸人であり、元消防士としても知られています。彼は1993年10月24日に生まれ、北海道伊達市で育ちました。現在はワタナベエンターテインメントに所属し、芸人活動を行っています。以前は「キラキラ関係」というコンビ名で活動していましたが、2020年に解散し、以降はソロでの活動に専念しています。

経歴

ワタリは消防士になるという夢を持っており、地元の高校を卒業後、札幌市で消防職につきました。約3年8カ月間、仕事に就いていましたが、全国消防救助技術大会の北海道地区予選前に交通事故に遭遇し、参加を断念しました。この出来事が彼の心に影響を与え「自分には人の命を救う資格がない」と感じたことで、消防士の職を辞める決断をしました。

その後、彼は2015年10月にワタナベコメディスクールに入校し、2016年に同期のななえと共にコンビ「キラキラ関係」を結成。ボケ担当として活躍し、徐々に多くのメディアに登場するようになりました。特に2020年には「R-1ぐらんぷり」の決勝に進出し、その名を広めました。2022年には防災士の資格も取得しています。

人物・性格

身長178cmのワタリは、趣味としてスノーボードや登山、ランニング、アメリカン・コミックスを挙げています。また、ロープ結索や大食いが特技です。性格については「真っ直ぐ過ぎる」と評され、視聴者やファンからは独特の行動や発言が注目されています。彼は、出川哲朗やみやぞんなどと比べられることが多く、おバカ系芸人として知られるようになりました。

また、子供の頃から「スーパー戦隊」に強い憧れを抱いており、その影響でヒーロー魂を持つ純粋な性格とも言われています。自身の性格については、「すぐ泣く」「お化けが怖い」「妙に頑固」であると元相方のななえからも言及されています。特に、朝が苦手なため、彼女に毎朝電話で起こされることも多いようです。

芸風

ワタリのピンネタには、超高速フリップ芸などがあります。また、彼は一般的な怖がり方をはるかに超える形でお化けを苦手としており、制作側からのドッキリ企画などに引っ張り出されることが多いです。特に有名なのはホラー映画『リング』に登場する貞子との共演についてで、貞子との共演が嫌だと公言しながらも、実際には多くの作品で共演しています。

主な出演作品

ワタリ119は様々なテレビ番組やラジオ番組に出演しています。フジテレビのドッキリGPや「さんまのお笑い向上委員会」、日本テレビの「有吉の壁」といった番組にレギュラー出演しています。最近では、2023年のFNS27時間テレビで「100kmサバイバルマラソン」に出場し、2位に入賞しました。

彼の独特なキャラクターと活躍は、バラエティ番組やドッキリ企画だけでなく、今後もさらに多くのメディアでの活躍が期待されています。

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