一宮市総合体育館

一宮市総合体育館

一宮市総合体育館（いちのみやしそうごうたいいくかん）は、愛知県一宮市の光明寺公園内に位置する市立の屋内競技場です。この施設は、ハマダスポーツ企画によって運営されています。

歴史

この体育館の歴史は、2008年12月の安全祈願祭と着工から始まります。建物は2010年12月に完成し、2011年4月に正式に開設されました。その後、2022年には特別なイベント、すなわち第61回1000万人ラジオ体操・みんなの体操祭の荒天により、会場としても利用されました。

施設概要

一宮市総合体育館は、3つの競技場、つまりアリーナが中心となっています。これらのアリーナは、卓球やバドミントン、バスケットボール、バレーボール、テニス、ハンドボール、フットサルなど、さまざまなスポーツに対応しています。また、アリーナにはネーミングライツが導入されており、各競技場は「いちい信金アリーナ」など、いちい信用金庫によって名付けられています。第1競技場は2021年4月から「いちい信金アリーナ」として知られ、第2競技場と第3競技場は、それぞれ「いちい信金アリーナA」と「いちい信金アリーナB」と呼ばれています。

この施設には、一般向けのトレーニングルームがあり、使用するには料金や年会費が必要ですが、利用可能時間内であれば誰でも気軽に利用できます。さらに、ハマダスポーツ企画が運営するスポーツ教室も多く開催されており、地域の人々にスポーツの楽しさを広めています。

施設の詳細

• - 全体構造: 鉄筋コンクリートの一部鉄骨造で、2階建て。
• - 延床面積: 17,235.36平方メートル。

第1競技場（いちい信金アリーナ）

• - 面積: 3,261.08平方メートル（有効床68mx46m＝3,128m2、天井高15m）
• - 観客席: 1,994席（車椅子席8席含む）
• - 特徴: 観客席後方の通路はトレーニングルーム利用者のランニングコースとして利用可能ですが、イベント時は使用できません。

第2競技場（いちい信金アリーナA）

• - 面積: 1,892.01平方メートル（有効床46mx37m＝1,702m2、天井高12.6m）
• - 観客席: 223席（車椅子席2席含む）

第3競技場（いちい信金アリーナB）

• - 面積: 1,867.66平方メートル（有効床46mx37m＝1,702m2、天井高12.6m）
• - 観客席: 172席（車椅子席2席含む）

加えて、多目的室、会議室、ボルダリングコーナー、喫茶室も併設されており、喫茶室は土・日・祝日のみ営業しています。利用可能時間は午前9時から午後9時までで、定休日は毎月の第1・第3水曜日（祝日を除く）および年末年始です。

アリーナや会議室の利用は事前に予約が必要であり、各施設の利用料金については公式ホームページで確認できます。

アクセス

体育館へのアクセスは非常に便利で、名古屋鉄道名古屋本線の木曽川堤駅やJR東海道本線の木曽川駅から徒歩約30分、タクシーでは10分です。また名鉄バスを利用することもでき、一宮市総合体育館行きのバスが名鉄一宮駅などから出ています。車でのアクセスも可能で、東海北陸自動車道一宮木曽川ICからは約5分、名古屋高速道路一宮東出入口からは約20分です。

所在地

一宮市光明寺字白山前20番地

このように、一宮市総合体育館は多彩なスポーツ活動を支える重要な施設であり、多くの地域住民に愛されています。

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