一関運動公園陸上競技場

一関運動公園陸上競技場の概要

一関運動公園陸上競技場（いちのせきうんどうこうえん りくじょうきょうぎじょう）は、岩手県一関市の一関運動公園内に位置する陸上競技場です。この競技場は、一関市が運営を行っており、地域のスポーツ振興に寄与しています。

沿革

一関運動公園は、1987年に各種スポーツ施設を備えた運動公園として整備が始まりました。その後、1996年に陸上競技場が完成し、6月にオープンしました。当時のこの競技場には、県内初の室内練習場が併設され、また1000分の1秒まで測定可能な先進的な写真判定装置も導入されていたことが特筆されます。

公園と競技場は、地域のスポーツ活動の中心地として大きな役割を果たしてきました。2015年には、トラックの劣化に対処するために、日本陸上競技連盟第2種公認の「ブルートラック」への改修工事が始まりました。翌年の2016年3月に改修工事が完了し、ブルートラックの導入は東北地方では3例目、さらに北海道・東北地方における日本陸上競技連盟第2種公認施設としては初めてのこととなりました。

施設の概要

一関運動公園陸上競技場は、日本陸上競技連盟第2種公認の施設で、以下のような主要な設備を有しています。

• - トラック: 全天候型400m×8レーン
• - 室内練習場: 全天候型65m×4レーン
• - 収容人員: 5,316人（メインスタンド1,216人、芝生スタンド4,100人）
• - 天然芝フィールド: 70m×130m
• - 面積: 25,580m²
• - 照明設備: なし

これらの設備により、さまざまな陸上競技や練習が可能となっています。

アクセス

一関運動公園陸上競技場へのアクセスは便利です。最寄りの鉄道駅は一ノ関駅で、ここから徒歩で約30分です。また、バスを利用する場合、「願成寺前」バス停から徒歩約12分で到達できます。これらのアクセスの良さから、多くの地域住民や選手が利用しています。

周辺施設

競技場の近くには、いくつかのスポーツ施設が点在しており、包括的なスポーツ環境が整っています。具体的には、以下のような施設があります:

• - 一関運動公園野球場
• - 一関運動公園ソフトボール場
• - 一関運動公園多目的広場
• - 一関運動公園テニスコート
• - 祥雲寺
• - 願成寺

このように、一関運動公園陸上競技場は地域のスポーツ活動を支える重要な拠点となっており、今後もさまざまなイベントや大会が開催されることが期待されています。

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