三ツ俣大樹

三ツ俣大樹のプロフィールと経歴

三ツ俣 大樹（みつまた たいき）は、東京都葛飾区出身のプロ野球選手で、東京ヤクルトスワローズに所属する内野手です。1992年5月11日生まれの彼は、右投右打のスタイルで活躍しています。彼の野球人生は、地元での少年野球から始まったと言っても過言ではありません。

プロ入り前

三ツ俣は6歳の時に岡田彰布選手のサインボールでキャッチボールをしたことがきっかけで、葛飾アニマルズに入団し野球を始めました。中学時代には江戸川南シニアでプレーしました。高校は修徳高校に進学し、そのころから彼の野球キャリアは大きく躍進していきます。投手と遊撃手として活躍し、エースで4番としてチームを引っ張りました。特に3年時の夏には、関東一高との決勝戦で逆転適時打を打ちましたが、最終的には甲子園出場を逃しました。高校時代には通算18本の本塁打を放ち、そのパフォーマンスが評価され、2010年のプロ野球ドラフトでオリックス・バファローズから2位指名を受けました。

オリックス時代

2011年にオリックスに入団した三ツ俣は、1年目から二軍で103試合に出場。しかし、打率は.225と苦しみ、失策も多くリーグトップの27を記録しました。シーズン中のフレッシュオールスターゲームにも出場し、期待を寄せられました。2012年は86試合に出場し、8月には一軍昇格を果たし、プロ初安打を記録します。このように徐々に成長するも、一軍の壁に苦しむ時期も続きました。2014年には中日ドラゴンズにトレードされ、その後も振るわないシーズンが続きました。

中日時代

2014年には中日ドラゴンズへ移籍し、8月には移籍後初の出場を果たし、9月にはプロ初本塁打を見事に打ちました。2015年には代走としての出場にとどまりましたが、2016年から2019年には活躍の場が限られました。しかし、2021年には開幕一軍に名を連ね、重要な場面で結果を残すなど徐々に存在感を示しました。特に、今シーズンは58試合に出場し、元気なプレーを披露しました。

ヤクルト時代

2022年11月、三ツ俣は東京ヤクルトスワローズと契約し、新たなスタートを切りました。2023年シーズンにおいても彼のプレーに期待が寄せられています。彼はユーティリティプレーヤーとして、遊撃手のみならず二塁、三塁でも幅広い守備をこなします。彼のバント技術や広い守備範囲は特筆すべきもので、打撃面でもアピールする場面が多く見られます。

選手の特徴と私生活

三ツ俣は右打ちのバッターであり、内野全般での守備力を生かしたプレースタイルが特長です。高校時代にはピッチャーとしても活躍し、最速149km/hの直球を投げる実力を持っていました。彼の愛称は「ミッツ」であり、2018年に結婚し、一児の父となりました。プライベートでも優しい家族思いな一面を持つ選手です。

最後に

三ツ俣大樹選手は、プロ入り以来多くの経験を経て成長を続ける選手です。彼の今後の活躍に注目していきたいと思います。

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