三島信用金庫

三島信用金庫について

三島信用金庫（Mishima Shinkin Bank）は、静岡県駿東郡長泉町を本拠地とする信用金庫です。主な店舗は三島市に位置しており、伊豆半島を含む静岡県東部に広がる営業エリアの中で50店舗を展開しています。地域に根ざした金融機関として、利用者ニーズに応じたサービスを積極的に提供しており、地域経済の発展に寄与しています。

沿革

三島信用金庫は、1911年1月に「有限責任三島信用組合」として設立されました。1951年には三島信用金庫に改名し、1973年からはオンラインシステムを導入しました。1983年には全国の信用金庫と連携した「しんきんネットキャッシュサービス」を開始し、2006年には伊豆信用金庫と合併しました。また、2011年にはグッドデザイン賞を受賞した本店を新築しました。

近年でも、2019年に藍澤証券やトランビとの業務提携を結び、事業承継を通じて取引先支援に努めています。2024年には、新しいHi-Co通帳の取扱いも始める予定です。

店舗情報

三島信用金庫は、静岡県東部と伊豆地域にかけての50店舗を展開しています。各地域としては、三島地区8店舗、沼津地区11店舗、下田・賀茂地区6店舗、駿東・裾野地区7店舗、伊豆の国・伊豆・田方地区10店舗、伊東・熱海地区8店舗が配置されています。これにより、地域住民やビジネスにおける利便性を高めています。

ギャラリーと地域貢献

本店の4階には「さんしんギャラリー善」が設置されており、地元作家の作品を展示しています。「善」という名前は、初代理事長の名にちなんでおり、絵画や陶芸、彫刻など多様な作品が月替わりで展覧されます。これにより地域の文化活動にも貢献しています。

ATMサービス

三島信用金庫のATMでは、自行のカードを使用した入出金や記帳が平日および土曜日は7:00～21:00、日曜日や祝日は8:00～21:00まで手数料無料で行えます。さらに、他の信用金庫や静岡銀行のカードでも、平日の利用が可能で利便性が高いです。地域外では、名古屋駅や富士山静岡空港にもATMを設置しています。

個性的な取り組みと未来への展望

三島信用金庫は、地域金融機関としての役割を果たしつつ、SDGsへの取り組みも重視しています。他の信用金庫とも連携し、地域社会に持続可能な発展をもたらす努力をしています。銀行業務に加え、文化活動や地域貢献に対する意識を持ち続け、今後も安心して利用できる金融サービスを提供していくことでしょう。

このように、三島信用金庫は地域の特性とニーズに応じた多様なサービスを展開し、利用者の信頼に応えています。

もう一度検索