三森大貴

三森大貴選手のプロフィールと経歴

三森大貴（みもり まさき）は、1999年2月21日に埼玉県越谷市で生まれたプロ野球選手で、現在は福岡ソフトバンクホークスに所属しています。彼は内野手および外野手としてチームに貢献しており、右投左打のスタイルで知られています。

経歴

プロ入り前

三森選手の野球キャリアは幼稚園時代に始まりました。地元の少年野球チーム「登戸ファイターズ」に入団し、そこでの活躍により、小学3年生の時には上級生の試合にも参加するようになりました。その後、中学校は青森県青森市の青森山田中学校に進学し、そこで「青森山田リトルシニア」で全国大会に出場するなど注目される選手となりました。

高校は青森山田高等学校に進学し、1年生の秋からレギュラーとしてプレー。2年生時には、同校を秋季東北地区大会初優勝に導きました。この成功により、第46回明治神宮野球大会にも初出場し、東邦高等学校との試合ではベスト4に進出しました。3年生の春の選抜大会にも出場を果たしましたが、初戦で敦賀気比高等学校に惜しくも敗退しました。高校生活では春夏連続での甲子園出場には至りませんでしたが、彼のプレーは多くの人々に強い印象を残しました。

2016年のプロ野球ドラフトでは、福岡ソフトバンクホークスから4位指名を受け、同年11月には契約を結び、背番号68を授与されました。

プロ入り後

プロとしてのスタートは順調で、2017年にはウエスタン・リーグの開幕戦で二軍初出場を果たし、その翌日には初安打も記録しました。ほぼ毎年成長を続け、2019年4月には一軍昇格を果たし、プロ初出場を飾ります。特に、同年にはロッテ戦での初スタメン出場で素晴らしい成績を収めました。2021年には86試合に出場し、その年のオフには推定年俸2400万円で契約を更新しました。

2022年シーズンではプロ初本塁打を放つなど、またたく間に成長を遂げました。しかし、同年には怪我やコロナウイルスの影響も受けましたが、その逆境を乗り越えてに102試合で自己最高の成績を上げました。2023年には名実ともに成長を続け、開幕戦も飾りましたが、打撃成績は波があり、この年の後半には安定した打撃を見せるようになりました。

選手としての特徴

三森選手の魅力は“走攻守”の3拍子が揃ったプレースタイルです。特に打撃においては、広角に打ち分ける技術と力強い打撃を持ち味とし、守備でも経験豊富な強肩を発揮しています。彼は遊撃手として高校時代から活躍しましたが、プロ入り後は主に二塁手としてプレーしつつ、一塁手、三塁手、外野手など様々なポジションをこなすユーティリティープレイヤーとして重宝されています。

愛称としては「軍師」や「みもりん」、「マサ」などがあり、特に「軍師」という名は、彼が試合中に巧妙なプレーを仕掛けたエピソードから由来しています。また、2020年には一般女性と結婚したことが報道され、私生活においても注目の選手となっています。

エピソード

三森選手の指差しプレーが話題になったことがあり、2020年の楽天戦での珍プレーがSNSでも多くシェアされました。彼と同選手の源田壮亮選手との協力でギネス記録も達成するなど、様々な面で印象的なキャリアを築いています。今後も彼のさらなる成長と活躍に期待が寄せられています。

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