上川畑大悟

上川畑 大悟（かみかわばた だいご）

上川畑大悟は、1997年1月12日生まれ、岡山県倉敷市出身のプロ[[野球選手]]で、内野手として北海道日本ハムファイターズに所属しています。右投左打の特性を持ち、俊足と強肩で定評があります。

経歴

プロ入り前

野球を始めたのは小学4年生の時で、倉敷市の学童軟式野球チーム「粒江ビッグスター」に所属していました。岡山県立倉敷商業高等学校に進学し、高校1年の夏の全国高校野球選手権大会ではベンチ入りを果たしました。高校卒業後は日本大学生産工学部に進学し、2学年上の京田陽太と二遊間を組むことになります。彼の大学時代は2年秋にリーグ優勝を果たし、ベストナインにも選ばれるなど順調な成績を残しました。さらに、4年時には侍ジャパン大学日本代表に選ばれ、2018年のハーレムベースボールウィークでも活躍しました。

大学卒業後はNTT東日本に加入し、1年目から遊撃手のレギュラーを獲得。2年目にはドラフト候補としても名前が挙がりましたが、最終的には指名を逃してしまいました。

日本ハム時代

2021年に開催されたプロ野球ドラフト会議にて、北海道日本ハムファイターズから9位指名を受け、契約金2000万円、年俸1000万円で契約を結びました。背番号は4に決定。

2022年はスタートが苦しい時期があり、一軍キャンプには参加できず、二軍からのスタートとなりました。しかし、5月24日にプロ初の一軍昇格を果たし、即座に東京ヤクルトスワローズ戦で先発出場。そこでプロ初安打、初盗塁を記録しました。その後も6月26日の福岡ソフトバンクホークス戦で初本塁打を放ち、9月17日の千葉ロッテマリーンズ戦ではサヨナラ打も決め、シーズンを80試合に出場し、打率.291をマークしましたが、走塁面では課題もあったため改善が求められました。

2023年にはさらに成長を見せ、6月16日の中日ドラゴンズ戦では印象深いトリックプレーを決めるなど、チームの勝利に貢献しました。総合的には、108試合に出場し、シーズンの成績は打率.212、失策数が10と前年より改善の余地がありましたが、チームからの信頼を確かにしたシーズンでした。

2024年シーズンは開幕前に左太ももを負傷し出遅れましたが、4月12日に初昇格。主に二塁手としてプレーしており、ここでもその能力を発揮しています。7月には2年ぶりの本塁打を放ち、オールスターゲームにも選出されるほどの実力を見せつけました。

選手としての特徴と人物

上川畑は、本塁打を打つだけでなく、俊足を活かした走塁技術と強肩で守備にも貢献する選手です。社会人野球時代の遊撃手としての経験は今も役立っており、プロ入り後はチームの状況によって二塁手としても積極的に起用されています。その打撃スタイルは選球眼に優れ、小技も得意とされ、SNSや日本ハムファンの間では「神川畑」と親しまれることもあります。また、2021年12月に結婚しましたが、ルーキーとしては異例の球団寮に入居し続け、妻とは別居しています。彼の今後の成長が期待される選手です。

記録と備考

• - 初出場：2022年5月24日、東京ヤクルトスワローズ戦
• - 初本塁打：2022年6月26日
• - オールスターゲーム出場：1回（2024年）

彼は今後も日本ハムでの活躍を通じてさらなる成長が見込まれます。

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