上沢直之

上沢直之のプロフィール

上沢直之（うわさわ なおゆき、1994年2月6日生まれ）は、千葉県松戸市出身のプロ野球選手で、現在ボストン・レッドソックス傘下で活動しています。彼は右投右打の投手として知られており、多彩な球種を駆使した投球スタイルが特徴です。

経歴

プロ入り前

子供の頃はサッカーに情熱をそそいでいましたが、中学に進学後は野球部に参加しました。当初は全国的に名の知れた選手ではなかったものの、専大松戸高校に進学するとその運命は変わります。1年生からベンチ入りを果たし、2年生時にはエースとして活躍しました。特に千葉県大会の東海大望洋戦では、7回12三振を奪う圧巻の内容で勝利を収め、チームは注目を集めました。高校時代の活躍が評価され、2011年のドラフトで北海道日本ハムファイターズから6位指名を受けてプロ入りしました。

日本ハム時代

2011年11月、日本ハムと契約し、背番号63でプロ生活をスタートさせました。ルーキーイヤーは体作りに専念しましたが、次第に頭角を現し、2014年にプロ初登板を果たしました。この年、彼は8勝を挙げ、規定投球回には到達しなかったものの、注目される存在になりました。2015年以降、肘の故障に苦しむも、彼は必ず復活しました。特に2018年には11勝を挙げ、オールスターゲームにも選出されるなど、エースとしての地位を確立しました。

2021年には12勝を記録し、さらなる成長を見せた上沢は、2022年に骨折を経験しますが、シーズンを通しての活躍で再び信頼を獲得しました。2023年にはポスティングシステムを利用し、メジャーリーグへの挑戦を表明しました。

レッドソックス時代

2024年1月にボストン・レッドソックスとのマイナー契約を結び、その後、スプリングトレーニングに参加しました。選手としての移籍は、自身の成長を促す絶好のチャンスだと捉えており、今後の活躍が期待されています。

選手としての特徴

上沢はオーバースローによる投球フォームを持ち、152km/hに達するストレートを操ります。球種は多彩で、スライダー、カーブ、フォークなどを駆使し、打者を圧倒します。特筆すべきは、その精神的な強さで、自身のピッチングに自信を持ち続ける姿勢です。

人物

彼の愛称は「うわっち」や「ナオ」で、優しく明るい性格で知られています。後輩からも慕われる存在であり、チームメートとの団結力を大切にしています。

表彰と記録

上沢は、月間MVPやオールスターゲーム出場といった数々の賞を受賞しており、NPB歴代で1000投球回を達成した選手の一人です。記録に裏打ちされた実力は、今後さらに進化することが期待されます。

以上が上沢直之選手の概要と経歴です。今後の活躍が楽しみな選手であると言えるでしょう。

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