与座優貴

与座優貴のプロフィールと来歴

与座優貴（よざ ゆうき）は1997年12月20日生まれの日本のキックボクサーで、茨城県土浦市出身です。彼は現在、TEAM VASILEUSに所属しており、K-1 WORLD GPライト級の王者としてその名を知られています。彼の職業的なキャリアは、極真空手の選手としての背景を持つことが特徴です。

極真空手での実績

与座は6歳から極真空手を始め、才能を開花させました。2016年には、極真会館主催の第33回全日本ウエイト制大会で軽量級の部において優勝を果たします。そして、翌年には第6回世界ウエイト制軽量級選手権でも見事な戦いぶりを披露し、世界チャンピオンの座につきました。このように若い時期から数々の栄光を手にした与座ですが、彼のキャリアはここから大きく変わります。

キックボクシングへの転向

2019年には、新たな挑戦としてキックボクシングに転向します。そして、同年の2月にはINNOVATIONのプロテストを受け合格。3月にはINNOVATIONのリングでプロデビューを果たし、脚光を浴びることになります。彼はプロデビューからわずか数年で、名実ともにキックボクサーとしての地位を築き上げました。

K-1 WORLD GPでの成功

2023年3月12日、与座はK-1 WORLD GP 2023 ～K’FESTA.6～でK-1 WORLD GPライト級タイトルマッチに臨むことになります。この試合で彼は、王者の朝久泰央と対決し、3-0の判定勝ちを収め、見事王座を獲得しました。与座優貴は、そのスピードとパワー、そして抜群のテクニックで観客を魅了し、K-1の舞台でもその実力を証明しました。

試合における物議

しかし、2024年3月17日にRISE ELDORADO 2024で行われたRISE vs K-1対抗戦では思わぬ展開が待ち受けていました。与座は現RISEライト級王者の中村寛と対戦することになりましたが、この試合で与座が放ったバックスピンキックが中村の金的区域に命中し、試合の進行が混乱を招くことになります。レフェリーは、与座のキックが金的ではなく内腿に当たったと判断しましたが、その後の協議において与座の攻撃が金的に命中した可能性が高いとされ、結果として与座は負傷判定勝ちに訂正されました。

獲得したタイトル

与座優貴の素晴らしい戦歴には、2016年の第33回全日本ウエイト制軽量級優勝や、2017年の第6回世界ウエイト制軽量級優勝が含まれています。そして、K-1 WORLD GPライト級の第6代王者としてもその名を刻んでいます。彼の今後の活躍に対する期待は高まるばかりです。

与座優貴は、現在もキックボクシング界で注目される若手選手の一人であり、彼のキャリアはまだ幕を開けたばかりです。今後のさらなる成長と挑戦が期待されます。

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