並樹史朗

並樹 史朗 (なみき しろう)

並樹史朗（1957年9月21日生まれ）は、日本の俳優であり、千葉県千葉市出身です。千葉敬愛高等学校を卒業し、マスコミを志望して千代田テレビ電子専門学校に入学しましたが、1年後に中退し、役者としての道を選びました。

彼は、劇団文学座附属演劇研究所の第18期生として演技の修行を積み、在籍中には『カッコーの巣の上で』で初めての主演を果たしました。その後、1983年にはNHKの連続テレビ小説『おしん』での田倉竜三役で視聴者の関心を集め、名を馳せました。近年では、役所広司に無理難題を投げかける撮影監督役としてダイワハウス工業のCMで知られています。

主な出演作品

テレビドラマ

並樹は数多くのテレビドラマに出演しており、その中には『梅ちゃん先生』（2012年）、『花子とアン』（2014年）、『とと姉ちゃん』（2016年）などがあります。特に『おしん』は彼のキャリアにおいて重要な作品であり、以降も様々な役柄で出演し続けています。

彼の出演作には、1984年放送の『いけない恋人』、松本清張作品の『老熟家族』、火曜サスペンス劇場シリーズ、さらには『暴れん坊将軍』シリーズなどが含まれます。このように幅広いジャンルの作品で活躍しています。特にサスペンス劇場や時代劇において、その存在感を発揮しています。

映画

映画にも出演し、1976年には『二つのハーモニカ』でデビュー。以降も『リング2』、さらには『踊る大捜査線 THE MOVIE 2』など、多くの映画作品に名を連ねています。最近の作品では、2022年の『記憶捜査3』や2023年の『レット・イット・ビー』などがあり、今なお現役で活動を続けています。

俳優としての特徴

並樹は、役柄をしっかりと演じ切る実力派の俳優です。特にサスペンスや人間ドラマでの深い演技が評価されており、様々な役柄をこなす柔軟さも特徴です。また、時折コメディ要素を取り入れたキャラクターも演じ、観客を楽しませています。

彼の演技スタイルは、真剣さとユーモアを巧みに組み合わせることで、多様な表情を見せる点に魅力があります。

まとめ

俳優としてのキャリアが40年以上に及ぶ並樹史朗は、その豊富な経験に基づき、今なお活躍しています。テレビドラマや映画など、多岐にわたるジャンルでの役柄を通じて、彼は日本の演技界において確固たる地位を築いています。彼の今後の活躍にもぜひ注目したいところです。

もう一度検索