中山晶量

中山 晶量（なかやま てるかず）



中山晶量は、1999年2月8日生まれのプロ野球選手で、徳島県徳島市出身です。現在、北海道日本ハムファイターズに所属しており、ポジションは投手です。中山選手は右投げ右打ちで、188cmという長身から迫力のある投球を披露しています。

経歴



プロ入り前


中山選手は小学校3年生の時に野球を始め、徳島文理小学校で基礎を築きました。中学時代には生光学園中学の硬式野球部に所属し、本格的に競技をスタート。鳴門高等学校では、1年生の夏から甲子園大会に出場し、3年連続で甲子園に出場するという輝かしい成績を残しました。特に3年夏には盛岡大学附属高等学校との試合で2本の本塁打を放ち、8強進出に寄与しています。彼の同級生には、2019年のドラフトで日本ハムから指名された河野竜生がいます。

その後、明治大学に進学し、再び投手としての道を追求しましたが、名門校の同級生や先輩に恵まれた反面、故障に悩まされる時期も続きました。大学4年間での成績は目立たないもので、プロ志望届を出したものの、ドラフトでは指名されず、指名漏れとなります。

四国IL・徳島時代


ドラフトでの指名を逃した後、中山選手はプロ野球独立リーグ、四国アイランドリーグplusの徳島インディゴソックスに入団します。2021年には肩の故障を抱えつつも、14試合に登板し、1勝1敗、防御率4.10というまずまずの成績を残しました。このシーズンを通じて、彼は自身の投球に対する意識を高め、オフにはトレーニングに励むことで実力を向上させました。

2022年には、開幕投手に選ばれるなど期待される存在となり、シーズン通して中継ぎ、先発としてフル回転しました。その結果、22試合に登板し、4勝4敗、防御率2.73と優れた成績を収めました。シーズン終了後、2022年のNPBドラフトで北海道日本ハムファイターズから育成選手ドラフト2位で指名され、入団しました。

選手としての特徴


中山選手の投球スタイルには、最速150km/hの直球をはじめとする多彩な球種が特徴です。特にフォークボールは140km/hに達し、回転数も千賀滉大選手や佐々木朗希選手に匹敵するものとなっています。彼は大学時代には縦スライダーを頻繁に投げていましたが、四国ILでの経験から新たにスライダーを取り入れ、その感覚をつかむことに力を入れています。また、彼の遠投は110メートルという事実も、彼の素質を裏付けるものとなっています。

詳細情報



中山選手は2021年度シーズンから背番号11を着けてプレーし、2023年度からは背番号126に変更されています。彼は今後、支配下選手としてチームに貢献し、さらなる成長を遂げることが期待されています。

関連項目



外部リンク


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