丹那牛乳

丹那牛乳：自然豊かな丹那盆地で育まれた、こだわりの牛乳

丹那牛乳は、静岡県田方郡函南町に位置する函南東部農業協同組合が製造・販売している牛乳のブランドです。その特徴は、丹那盆地を中心とした地域で大切に育てられた乳牛から搾乳された、新鮮で風味豊かな牛乳であることです。

鮮度へのこだわり

丹那牛乳は、集乳範囲を限定し、最長でも片道2時間以内の酪農家から集乳することで、牛乳の鮮度を保っています。特に主力商品である「丹那3.6牛乳」は、その鮮度へのこだわりが強く、消費者に新鮮な牛乳を届けることを最優先にしています。

地域に根ざした牛乳

丹那牛乳は、主に静岡県東部や伊豆地域で広く販売されており、地元の人々に愛されています。特に、静岡県東部の学校給食では広く採用されており、子供たちの健やかな成長を支えています。

歴史

丹那牛乳の歴史は古く、明治時代にまで遡ります。

1881年（明治14年）：丹那地方の名主であった川口秋平が、丹那盆地の気候が牧畜に適していることに着目し、酪農を始めました。これが丹那の酪農の始まりです。
1926年（昭和元年）：実業家であり政治家でもあった仁田大八郎が、丹那牛乳を東京に販路を拡大するため、「伊豆畜産販売購買利用組合」を設立しました。
1955年（昭和30年）：「丹那牛乳」のブランドが正式に立ち上げられました。
1958年（昭和33年）：学校給食への牛乳の提供を開始し、地域社会への貢献を始めました。
1982年（昭和57年）：「函南東部農業協同組合」に名称が変更されました。

丹那牛乳のこれから

丹那牛乳は、長年にわたり培ってきた伝統と品質を守りながら、これからも地域に根ざした牛乳ブランドとして、消費者に安全で美味しい牛乳を提供し続けるでしょう。丹那盆地の豊かな自然の中で育まれた牛乳は、きっとあなたの食卓を豊かに彩ってくれるはずです。

外部リンク

丹那牛乳（函南東部農業協同組合）

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