九州プロレス

九州プロレスについて

九州プロレス（きゅうしゅうプロレス、英: KYUSHU PRO-WRESTLING）は、九州地域を拠点に活動するプロレス団体で、その理念は「九州を元気にするバイ！」としています。この団体は、地元の人気選手、筑前りょう太により、2007年に設立されました。筑前は、KAIENTAI DOJOから独立し、自らの手でこのプロレス団体を立ち上げることを決意しました。

概要

九州プロレスは、2007年10月16日に世界初のNPO法人として正式に認可され、福岡市東区社領に道場を構えています。道場は自動車整備工場の一角を利用していますが、その活動はプロレスの試合だけにとどまらず、高齢者施設や障がい者施設、児童養護施設、幼稚園などでの慰問活動にも力を入れています。また、フリースクールでのプロレス授業を行うことで、若い世代の育成にも貢献しています。

歴史

九州プロレスは、設立から多くの歴史的な瞬間を迎えています。2008年、筑前りょう太が福岡市で設立発表を行い、同年5月にはプレ旗揚げ戦を開催。その後、7月には正式な旗揚げ戦も行われ、プロレス界に新たな風を吹き込みました。

また、プロレス界初の「九州プロレス応援自販機」を設置し、その売上の一部が団体の支援に使われるなど、地域との連携も大切にしています。2018年には設立10周年を祝う大会を福岡国際センターで開催し、2023年には設立15周年の記念イベントも行っています。

ブランドと選手紹介

九州プロレスのブランドの一つに、HITAMAR-U-STYLE『STARLANE』があります。このプロデュース興行は、UWFルールで試合が進行され、特別な観戦体験を提供しています。

所属選手には、筑前りょう太、TAJIRI、めんたい☆キッドなど多彩な顔ぶれが揃い、彼らはそれぞれのスタイルで観客を楽しませています。レフェリーやリングアナウンサーも地元出身の人々で構成されており、地域に根ざした団体としての姿勢が見て取れます。

トーナメントとユニット

九州プロレスでは、様々なトーナメントが開催されています。「おくんちCUPトーナメント」や「最強九州男児決定トーナメント」など、地域の名にちなんだ競技が行われ、参加者たちがその名誉をかけて戦います。また、歴代のユニットも多彩で、中洲軍団や九州討伐団など、個性豊かなチームがトーナメントに出場してきました。

まとめ

九州プロレスは、ただのプロレス団体ではなく、地域社会とのつながりを大切にした活動を行っています。その精神は、試合を通じて九州を活性化させることに貢献しているのです。今後の展開にも注目が集まります。

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