井上愛里沙

井上 愛里沙 - バレーボール選手の軌跡

概要

井上愛里沙（いのうえありさ、1995年5月8日生まれ）は、日本の女子バレーボール選手で、国際舞台での活躍が目立つ選手です。彼女の競技人生は、地元京都府舞鶴市から始まりました。

来歴

井上は2003年頃、中学の友人の勧めでバレーボールを始めました。小学6年生の時には身長が170cmを超え、岡山県にある強豪の就実中学校にバレー留学を果たしました。同校では全日本中学校選手権で3年連続3位入賞を達成し、それにより井上は中学バレー界の期待の星となりました。

高校時代は出身地の西舞鶴高校に進学しましたが、彼女は医療の道を志望していました。しかし、2013年度には全日本ジュニア代表に唯一の高校生として選ばれ、6月に開催された第17回世界ジュニア選手権では、アウトサイドヒッターとしてチーム準優勝に貢献しました。

筑波大学に進学した後、初めて日本代表にも選出されます。大学生活の間に、2015年のユニバーシアード競技大会で銅メダルを獲得するなど、数々の成果をあげました。特に2017年には再びユニバーシアードに出場し、その結果として銀メダルを手にしました。

井上は2018年に久光製薬スプリングス（現・久光スプリングス）に内定し、正式に入団しました。以降も数々の大会で活躍し続け、特に2021/22シーズンには皇后杯全日本選手権での優勝に貢献し、自身もMVPを受賞しました。

現在

2022年にはフランスリーグのサン＝ラファエルに移籍し、2023年には日本に戻った後、ヴィクトリーナ姫路に新たに加入することが発表されました。彼女の活動は、日本代表としてネーションズリーグや世界選手権など国際大会でも続いています。

人物

井上の愛称「ショウマ」は中学時代に先輩から名付けられたもので、その名は「皆の憧れになるよう自分を磨いてほしい」という願いが込められています。

球歴と受賞歴

井上は日本ジュニア代表やU-20世界選手権、アジアU-23選手権に出場経験があり、2024年のオリンピック出場も目指しています。受賞歴には、ユニバーシアードでのメダル獲得やMVP選出、ベストアウトサイドヒッターの賞などがあります。特に2021-22 V.LEAGUE DIVISION1 WOMENでは最高殊勲選手賞や得点王に輝くなど、彼女の活躍は多岐にわたっています。

井上愛里沙のバレーボール選手としての旅路は、彼女の才能と努力の結晶であり、今後の活躍にもぜひ注目したいところです。

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