京都北都信用金庫

京都北都信用金庫：地域と共に歩む歴史と信頼

京都北都信用金庫は、京都府宮津市に本店を置く信用金庫です。1901年（明治34年）、「保証責任宮津信用組合」として設立された長い歴史を持ち、全国でも3番目に古い信用金庫として知られています。

設立から合併、そして現在へ

当初は宮津市を拠点としていましたが、その後、数々の信用金庫や信用組合との合併を経て、現在の規模へと成長しました。1996年（平成8年）には、北京都信用金庫、丹後中央信用金庫、網野信用金庫、そして丹後織物信用組合が合併し、「京都北都信用金庫」として新たなスタートを切りました。この合併により、預金高は約2,830億円に達しました。

さらに、2002年（平成14年）には、東舞鶴信用金庫、舞鶴信用金庫、福知山信用金庫、綾部信用金庫との合併を実現。この合併は、金融ビッグバンを控え、競争激化への対応として行われ、京都北都信用金庫が存続金庫となりました。これにより、営業エリアは丹後地方にとどまらず、舞鶴市、福知山市、綾部市、そして京丹後市など、京都府北部、中丹地域へと広がり、現在に至っています。

充実したサービスと地域貢献

京都北都信用金庫は、地域社会への貢献を重要な使命として位置づけています。多様な金融サービスを提供することに加え、地域経済の活性化に向けた支援にも積極的に取り組んでいます。中小企業や個人事業主への融資はもちろん、地域イベントへの協賛やボランティア活動など、様々な形で地域社会と連携を深めています。

近年では、デジタル化への対応も進めています。インターネットバンキングやモバイルバンキングなどの導入により、利便性の向上に努めており、顧客ニーズの変化に対応したサービス提供を目指しています。また、新しい通帳（Hi-Co通帳）の導入など、時代の変化に対応したシステム更新にも力を入れています。

支店網と組織

京都北都信用金庫は、本店と数多くの支店、出張所を展開し、広範囲の地域をカバーしています。また、効率的な業務運営のために、本部組織の整備や子会社である「ほくとメールサービス株式会社」を通じて、顧客サービスの質向上に尽力しています。

未来への展望

京都北都信用金庫は、長年にわたる歴史と経験を活かしながら、今後も地域社会に貢献していくことを目指しています。顧客の信頼に応えるとともに、地域経済の活性化を支える存在であり続けるために、変化に柔軟に対応し、新たな価値創造に取り組んでいくことでしょう。

沿革（年表）

1901年（明治34年）：保証責任宮津信用組合として発足
1943年（昭和18年）：市街地信用組合に改組
1951年（昭和26年）：信用協同組合に改組
1951年（昭和26年）：宮津信用金庫に改組
1970年（昭和45年）：岩滝信用金庫と合併し、北京都信用金庫に名称変更
1996年（平成8年）：丹後織物信用組合、丹後中央信用金庫、網野信用金庫と合併し、京都北都信用金庫に名称変更
1998年（平成10年）：京都共栄銀行宮津支店の営業を譲り受ける
2002年（平成14年）：東舞鶴信用金庫、舞鶴信用金庫、福知山信用金庫、綾部信用金庫と合併
2024年（令和6年）9月24日：Hi-Co通帳の取扱開始

歴代理事長

細見壽彦（2002年 - 2011年6月）
森屋松吉（2011年 - 2020年6月）
吉田英都（2020年 - 2022年9月）
* 藤原健司（2022年 - ）

営業範囲

支店営業地区：宮津市、舞鶴市、京丹後市、綾部市、福知山市、亀岡市、与謝郡、船井郡、大飯郡（高浜町）、丹波市

支店配置外営業区域：京都市（旧京北町内）、小浜市、丹波篠山市、朝来市、豊岡市、大飯郡（おおい町）、南丹市、三方上中郡

ATMについて

京都北都信用金庫のATMでは、しんきんATMゼロネットサービスにより、他の信用金庫のキャッシュカードでも手数料無料での利用が可能です。

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