京都府立体育館

京都府立体育館（島津アリーナ京都）

京都府立体育館は、京都市北区大将軍に位置する多目的な体育施設です。この体育館は、1971年10月10日に開館し、以来様々なスポーツイベントやコンサートが開催されています。特に、第1競技場は最大で8,635人の観客を収容できるため、公式戦や大規模なイベントに対応できる設計となっています。

主なイベント・スポーツ

この体育館では、バレーボールやバスケットボールの公式戦が行われ、それに加えてプロボクシングやプロレスリングの興行も過去に開催された実績があります。特に注目すべきは、1982年に行われたザ・タイガースの地元凱旋公演や、1983年のジャーニーのワールド・ツアーといったコンサートの開催です。また、2009-10シーズンからは、京都ハンナリーズの準ホームアリーナとしても利用されています。

改修と国際大会

2012年には体育館の改修工事が始まり、2013年6月に完成しました。この改修により、国際大会の開催が可能になり、同年11月にはバレーボールの国際大会「ワールドグランドチャンピオンズカップ」の男子試合が行われました。

命名権の取得

2013年8月、施設の命名権が募集され、精密機器メーカーの島津製作所がその権利を取得しました。それに伴い、2013年11月からそれまでの名称に代わり「島津アリーナ京都」として呼ばれています。この契約は2017年3月31日までの約3年5か月間、年間1750万円で締結されました。

アクセス

アクセス面でも便利で、JR山陰本線の円町駅から徒歩約8分で到達できるほか、西日本ジェイアールバスや京都市営バスの「府立体育館前」停留所からはすぐ近くで、また「大将軍」停留所からも徒歩3分という位置にあります。

まとめ

このように、京都府立体育館は、地域のスポーツ振興や文化イベントの拠点として重要な役割を果たしています。今後も多くの観客が訪れる場所として、様々なイベントが続いていくことでしょう。

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