伊藤裕季也

伊藤裕季也選手のプロフィール

基本情報

伊藤裕季也（いとう ゆきや）は、1996年8月30日生まれ、三重県四日市市出身のプロ野球選手で、内野手として活躍しています。彼は右投右打の選手で、現在は東北楽天ゴールデンイーグルスに所属しています。

経歴

プロ入り前の活動

伊藤選手は、中学校時代から野球へ情熱を注ぎ、四日市トップエースボーイズで活躍しました。1学年上に東克樹選手が在籍していました。その後、日大三高へ進学し、2年次からは外野手としてベンチ入りしましたが、全国大会には出場できませんでした。

大学では立正大学に進み、2年春から一塁手としてレギュラーとなりました。4年目には二塁手に転向し、主将としてチームを牽引。小郷裕哉選手とともにクリーンナップを組み、秋季リーグ優勝と神宮大会優勝に寄与しました。

プロ入り

2018年10月のドラフト会議では横浜DeNAベイスターズから2位指名を受け、契約金7000万円で入団しました。背番号は4ですが、同姓の選手伊藤光が在籍していたため、スコアボードでは「伊藤裕」と表示されます。

DeNA在籍時代

2019年、伊藤選手はシーズン初めは二軍での活動が続きましたが、宮﨑選手の怪我により8月には一軍に昇格。中日ドラゴンズ戦でプロ初本塁打を含む好成績を残し、21試合で打率.288、4本塁打を記録。この活躍により年俸も1375万円に増加しました。

しかし、2020年と2021年は一軍出場が限られ、それぞれ5試合と3試合にとどまりました。特に2021年は無安打に終わるなど、厳しいシーズンとなることもありました。

楽天移籍

2022年には、楽天ゴールデンイーグルスにトレードされ、背番号は39に変更されました。移籍後の初出場は8月9日ですが、結果はなかなか出ず再登録は叶いませんでした。2023年にはオープン戦での活躍を受け、開幕戦に先発出場。自身初の開幕スタメンを果たし、その後シーズンを通して一軍を維持しました。特に5月14日にはプロ初の盗塁を決めるなど、成長を見せました。

選手としての特徴

伊藤選手は、がっしりした体格を利用し、広角に長打を打つパワーと確かな技術が特徴です。守備面では更なる改善が期待されており、フィールディングやプレーのテンポにおいても手を加える余地があります。

人物

育ちは父子家庭で、名前の「裕季也」を逆さまに読むと「やきゅう」となることが話題に上ることもあります。

まとめ

伊藤裕季也選手は、楽天に所属し続け、毎年成長を続けることでファンを楽しませている選手です。シーズンを通じて安定した成績を残し、今後のさらなる飛躍が期待されます。

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