伊賀の里モクモク手づくりファーム

伊賀の里モクモク手づくりファーム：自然と食のテーマパーク

伊賀の里モクモク手づくりファームは、三重県伊賀市に位置する農業公園です。ここは、自然の中で農業体験や手作り体験を通じて、食の大切さを学べる場所として人気を集めています。「モクモク」という名前は、今や三重県を代表する食品ブランドの一つとして知られています。

概要

モクモクファームは、無料で楽しめる「ファーム前エリア」と、入園料が必要な「ファームエリア」の2つのエリアに分かれています。園内には温泉施設やコテージも併設されており、宿泊も可能です。

エリア構成

ファーム前エリア：無料ゾーン。地元の特産品やお土産を購入できるショップ、レストラン、温泉施設などがあります。
ファームエリア：有料ゾーン。動物との触れ合い、手作り体験教室、農園などがあります。

料金と時間

開園時間

10:00 - 16:30 (季節によって変動)

入園料（ファームエリア）

一般: 500円 (3歳以上)
団体: 400円 (30名以上)
会員: 無料 (会員証提示で同伴者5名まで無料)
乳児: 無料 (2歳以下)

入浴料（野天もくもくの湯）

大人: 750円 (中学生以上)
小人: 430円 (3歳以上)

木曜日には「モクモクの日」として割引が適用されます（祝日、イベント日は除く）。

共通入場券（入園・温泉セット）も販売されており、タオルとバスタオルの貸し出しが含まれています。

「モクモク」の由来

「モクモク」という名前には、以下の3つの意味が込められています。

1. 木（音読みでモク）：ログハウスが多い園内の建物から。
2. モクモク（煙の擬態語）：手作りハムやソーセージの燻製から。
3. 忍者の里：伊賀が忍者の里として有名であり、忍術の煙をイメージ。

歴史

元々はウインナー・ハム・ソーセージの手作り販売から始まったモクモクファームは、手作り体験教室をきっかけに交流型の農業公園へと発展しました。

1987年：伊賀の養豚家が出資し「ハム工房モクモク」を設立
1988年：「ハム工房モクモク」操業開始
1989年：「手づくりウィンナー教室」を開始
1995年：「モクモク手作りファーム」オープン、地ビール工房操業開始
2001年：「野天もくもくの湯」オープン

施設と動物たち

モクモクファームには、様々な施設や動物たちがいます。

ファーム前エリア

元気な野菜塾市場：地元の新鮮な野菜や特産品を購入できます。
野天もくもくの湯：天然温泉でリラックスできます。
ジャージーミルク工房：新鮮なジャージー牛乳を使った製品を味わえます。
農村料理の店もくもく：地元の食材を使った料理を楽しめます。

ファームエリア

手づくり体験教室：ウインナー作りやパン作りなど、様々な体験ができます。
ミニブタ芸＆ミニブタハウス：ミニブタの愛らしい姿に癒されます。
小さなのんびり学習牧場：ジャージー牛、羊、ヤギなどと触れ合えます。

アクセス

鉄道：JR関西本線柘植駅からタクシーで約15分、伊賀鉄道上野市駅からタクシーで約25分
バス：JR関西本線新堂駅から阿山行政サービス巡回車で「モクモク手づくりファーム前」下車
車：名阪国道壬生野ICまたは新名神高速道路甲南ICから約10～15分

モクモクファームは、自然と食を満喫できる魅力的なスポットです。家族や友人と一緒に、一日中楽しんでみてはいかがでしょうか。

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