佐久間朱莉

佐久間朱莉 (さくま しゅり) のプロフィールと成績

佐久間朱莉は2002年12月11日生まれの日本の女子プロゴルファーで、現在は大東建託に所属しています。埼玉県川越市出身の彼女は、3歳の時に父親と一緒にゴルフ練習場に通ったことがきっかけで、ゴルフを始めました。

アマチュア時代の活躍

アマチュア時代の佐久間は、12歳での大会優勝を皮切りに、その才能を開花させていきました。特に2018年、中学3年の時に日本女子オープンに出場した際には、同組でプレーをしていた原英莉花のキャディにスカウトされ、その後、尾崎将司が設立した「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミー」に第1期生として入門しました。このアカデミーは、将来的なプロゴルファーを育成するためのもので、彼女はその先陣を切ることとなります。

高校に進学した後も、佐久間はその実力を証明し続けます。彼女は2020年にはナショナルチームに選ばれ、2021年には初めて挑んだJLPGA女子プロテストで2位に3打差をつけてトップ合格を果たしました。これにより、彼女はジャンボ尾崎ゴルフアカデミー出身者として西郷真央に次ぐ2番目のプロゴルファーとなったのです。

アマチュア大会の優勝歴

彼女が参加したアマチュア大会では数々の優勝を果たしました。その中には、2014年の埼玉県小学生ゴルフ大会、関東小学生ゴルフ大会、2016年の関東ジュニアゴルフ選手権、2018年の関東ジュニアゴルフ選手権や関東高等学校ゴルフ選手権などが含まれています。さらに、2019年と2021年には関東女子ゴルフ選手権での勝利も収めています。これらの成績は、彼女の実力を確かなものにしました。

プロとしてのスタート

佐久間は2021年シーズンにプロデビューを果たします。推薦を受けて開幕した「大東建託・いい部屋ネットレディス」では予選落ちしたものの、「ニトリレディスゴルフトーナメント」では34位タイに入り、プロとして初めての賞金を獲得しました。また、同年11月にはステップアップツアーの京都レディースオープンでプロ初優勝を遂げました。この結果により、2022年の試合出場が免除され、翌年のツアー出場権を獲得します。

続く成績と挑戦

2022年には大東建託との所属契約を結び、ヤマハレディスオープン葛城では初のトップ10入りを果たします。2023年3月のTポイント×ENEOSゴルフトーナメントでは3位タイ、6月のリシャール・ミル ヨネックスレディスゴルフトーナメントではプレーオフで惜しくも敗れるなど、優勝争いにも積極的に絡んでいますが、シーズン後半は調子を落とすことになりました。

2024年シーズンには、富士フイルム・スタジオアリス女子オープンで首位スタートを切りながらも2位に終わるという悔しい思いも経験しました。彼女はその後も成長を続け、さらなる活躍が期待されています。

プロフィールと記録

• - 出身地: 埼玉県川越市
• - 家族構成: 父、母、兄
• - 師匠: 尾崎将司
• - 所属: 大東建託
• - スポンサー: 日本航空、プライムバンク
• - 用具: PING
• - ウェア: ジャックバニー

その熱意と努力により、佐久間朱莉はこれからの女子ゴルフ界を担う存在として、ますます期待が寄せられています。彼女のこれからの成長と成果が楽しみです。

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