倉田冬樹

倉田冬樹(くらた ふゆき)



日本の音楽シーンで活躍したギタリスト音楽プロデューサー、アレンジャーである倉田冬樹(1966年11月25日 - 2019年2月21日)について解説します。

経歴



倉田冬樹は、1991年に第1回BADオーディションに合格し、音楽活動を本格的にスタートさせました。翌1992年には、川島だりあの2作目のシングル「Don't Look Back」の編曲とギター演奏に参加。この楽曲は、EARTHSHAKER西田昌史との共同編曲であり、彼の才能が早くから開花していたことを示しています。

1993年には、川島だりあとロックユニット、FEEL SO BADを結成。倉田は、FEEL SO BADの楽曲のほとんどの作曲と編曲を手がけ、バンドの音楽的な方向性を決定づけました。FEEL SO BADは、90年代の音楽シーンで独自の地位を確立し、多くのファンを魅了しました。

2001年には、アルバム「4・3・2・0・0」でソロデビューを果たし、ギタリスト、アレンジャーとしての才能をソロ作品として表現しました。2016年には、2枚目のソロ・アルバム「Tyrannosaurus」を発表し、自身の音楽性をさらに深化させました。

2018年5月、肺腺がんを公表し、療養に入りましたが、2019年2月21日に肺腺がんにより逝去されました。

ディスコグラフィー



アルバム



4・3・2・0・0(2001年1月1日)
Tyrannosaurus(2016年4月20日)

楽曲提供



倉田冬樹は、他のアーティストへの楽曲提供も積極的に行っており、その才能は多岐にわたります。

作曲



NMB48「With my soul」(川島だりあと共同作曲(DARIA & FUYUKI名義))
愛内里菜THANX」(川島だりあと共同作曲(DARIA & FUYUKI名義))
Caos Caos Caos「Let's Go」(MIOと共同、FUYUKI名義)
北原愛子「その笑顔よ 永遠に」(川島だりあと共同作曲(DARIA & FUYUKI名義))
Crush Tears「閃光の瞬き」(川島だりあと共同作曲(DARIA & FUYUKI名義))

作曲・編曲



UNDER FOREST「BREED・・・野獣ノ純血種」「クライクライクライモリ」
上原あずみ「U&I」(川島だりあと共同作曲・編曲(DARIA & FUYUKI名義))

サウンドプロデュース



UNDER FORESTアルバム「月影ニ鳴ク虚像ノ恋詩」
ARESZアルバム「SKILL」

編曲



UNDER FORESTアルバム「月影ニ鳴ク虚像ノ恋詩」全曲
川島だりあ『Don't Look Back』「Get it on」「Crazy All Night Long(以上、西田昌史と共同)」「Crazy About You」

レコーディング参加



上原あずみ『生きたくはない僕ら』
前田亘輝『GAMBLE』
EDGE(水野松也)「どこかで君の声が聴こえてくる」

関連事項



FEEL SO BAD

外部リンク



倉田冬樹 (@FSB_FUYUKI) - X(旧Twitter)
FEEL SO BAD (feelsobad5) - Facebook
FEEL SO BAD YouTube Channel - YouTubeチャンネル

倉田冬樹は、その才能と情熱で、日本の音楽シーンに大きな影響を与えました。彼の音楽は、これからも多くの人々に愛され続けるでしょう。

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