僕の後ろに魔女がいる

僕の後ろに魔女がいる

『僕の後ろに魔女がいる』は、山田ヒツジによって描かれた日本の漫画作品です。講談社の『月刊少年シリウス』にて2008年10月号から2012年6月号まで連載された後、一時休載。その後、2018年8月3日より『Palcy』にて連載が再開されました。単行本はシリウスKCより全4巻が刊行されています。

あらすじ

物語は、羽丘小学校を舞台に展開されます。主人公は、不幸を呼び寄せる体質を持つ少年、南里龍介。彼の日常は、自称黒魔術師の少女、藤森美弥との出会いによって一変します。ミヤは、南里を実験台にしたり、呪いの腕輪をつけたりと、突飛な行動を繰り返します。そんな二人の周りには、個性豊かなキャラクターたちが集まり、騒がしい学園生活が繰り広げられていきます。

登場キャラクター

南里龍介（なんり りゅうすけ）
羽丘小学校に通う少年。不幸体質で、様々な災難に巻き込まれる。ミヤに気に入られ、いつも彼女の実験に付き合わされている。
藤森美弥（ふじもり みや）
南里のクラスメイトで、自称黒魔術師。ゴスロリ風の服を愛用し、黒魔術の研究に余念がない。教師も彼女には手を出せない。
ジュダ
ミヤの飼い猫であり「使い魔」。凶暴な性格で、ミヤの言うことしか聞かない。
千田瑛人（せんだ えいと）
南里の友人で、ミヤに恋心を抱いている。南里をライバル視している。
塩谷素子（えんや もとこ）
学級委員長を務める腐女子。BL好きで、図書室にBL本を置くために暗躍する。
一ノ瀬歩（いちのせ あゆむ）
塩谷に恋心を抱く少女。ミヤの弟子でもある。
庄司春臣（しょうじ はるおみ）
4年1組の担任教師。事なかれ主義で、ミヤの行動を見て見ぬふりをしている。
畑中先生
4年2組の担任教諭。
南里の母親
ミヤのことを南里の彼女だと勘違いしている。
南里の祖母
南里を溺愛している。
ミヤの祖父
神社の神主で、ミヤには頭が上がらない。
吉塚先生
教育実習生。後に正式な教員となり、南里たちの担任となる。
栗原梓（くりはら あずさ）
児童会長。疫病神体質で、周囲に災厄をもたらす。
宇井野繭（ういの まゆ）
キッズモデルをしている少女。
日向葵（ひなた あおい）
理科部部長。

書誌情報

山田ヒツジ 『僕の後ろに魔女がいる』 講談社〈シリウスKC〉、既刊4巻（2012年4月9日現在）
2010年1月22日発行、ISBN 978-4-06-376206-8
2010年11月9日発行、ISBN 978-4-06-376243-3
2011年8月9日発行、ISBN 978-4-06-376281-5
2012年4月9日発行、ISBN 978-4-06-376321-8

外部リンク

* 「僕の後ろに魔女がいる」 - 講談社による作品紹介ページ

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