八事日赤駅

八事日赤駅について

八事日赤駅（やごとにっせきえき）は、愛知県名古屋市昭和区に位置する名古屋市営地下鉄名城線の駅です。この駅の駅番号はM19で、朱色がアクセントカラーとして採用されています。駅は特に、日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院（通称：八事日赤）や南山大学名古屋キャンパスに隣接しているため、それらの施設の利用者にとって非常に便利な立地にあります。

開業と歴史

八事日赤駅は2004年10月6日に開業しました。その後、2020年12月には安全面を考慮した可動式ホーム柵の運用が開始され、初めは2番線で、続いて1番線でも導入されました。

駅の構造

この駅は相対式の2面2線を持つ地下駅です。名古屋第二病院が近いため、車椅子の利用者を考慮したバリアフリー設備が充実しています。改札口の一部は広めに設計されているため、車椅子でもスムーズに通行することができます。しかし、ホームにアクセスする途中には階段やエスカレータ、エレベーターが存在し、通行がやや難しいこともあります。特に2番出口には、病院方面に向かうための通常よりも大きいエレベーターが2台設置されています。また、1番出口にはエスカレータが設けられていて、駅の便利さを高めています。駅の入口は丘陵地を利用して設置されており、コンコースまで少々距離があります。

利用状況

名古屋市の統計年鑑に基づくと、八事日赤駅の一日平均乗車人員は年々増加傾向にあります。初年度の2004年度には3,633人の乗車があり、2019年度には6,921人に達しました。

駅周辺の環境

八事日赤駅は八事丘陵と呼ばれる地域に位置し、駅の東側はあまり開発されていないため、自然の残る山林があります。周辺には日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院のほか、ミニストップや日興山手通ビル、中部日本自動車学校、さらには南山大学名古屋キャンパスなど、多彩な施設があります。それに加え、名古屋市立滝川小学校やバローショッピングセンターも近隣にあり、住環境としても充実しています。

バス路線

この駅周辺には名古屋市営バスの「八事日赤病院」バス停があり、いくつかの路線が通っています。具体的には、栄18系統、金山12系統、星丘13系統、八事11系統、昭和巡回系統、ならびに猪高車庫とを結ぶ路線などがあります。一部の停留所は八事日赤病院北交差点近くに位置するため、利便性は高いと言えるでしょう。

隣接する駅

名古屋市営地下鉄名城線の隣駅には、名古屋大学駅（M18）と八事駅（M20）があり、名古屋市の主要な交通網の一端を担っています。

八事日赤駅は、その利便性と整った施設により、多くの方々に利用されています。そして、この駅周辺は医療機関や教育施設が多く存在するため、地域社会において重要な役割を果たしています。

もう一度検索