内藤鵬

内藤 鵬（ないとう ほう）

内藤鵬は、2004年10月5日生まれのプロ野球選手で、愛知県名古屋市緑区出身の内野手です。彼は右投右打のスタイルで、現在オリックス・バファローズに所属しています。

経歴

プロ入り前

内藤鵬は中国籍の両親のもとに誕生し、彼が野球を始めたのは名古屋市立浦里小学校5年生のときでした。このとき、コーチの勧誘を受けて野球に取り組むことになりました。中学校では名古屋市立千鳥丘中学校に在籍し、東山クラブでプレーしました。同級生にはイヒネ・イツア、1学年上には菊田翔友がいました。

彼は数多くの強豪高校から勧誘を受けた後、日本航空高等学校石川へ進学。1年生の夏、大会ではベンチ外となりましたが、秋には三塁手のレギュラーに定着しました。2年春の石川県大会では5本のホームランを打ち、同年の秋からは主将としてチームを引っ張りました。高校時代の最高成績は2年春の石川県大会での準優勝で、甲子園出場はありませんでしたが、卒業までに53本のホームランを記録しました。彼は2022年9月5日にプロ志望届を提出しました。

プロ入り

2022年のドラフト会議で、内藤はオリックス・バファローズから2位指名を受けました。2022年11月16日に金沢市内のホテルで仮契約を結び、契約金6000万円、年俸600万円（推定）で合意。背番号は25に決まりました。

オリックス時代

2023年、内藤は二軍で4番打者として起用されましたが、5月5日の阪神タイガース戦で走塁中に左膝を負傷しました。その後、5月19日に左膝の手術を受け、リハビリを経て10月19日にみやざきフェニックス・リーグで実戦復帰を果たしました。11月28日には、年俸600万円で契約を更改しました。

2024年には、2月17日に行われた練習試合中に左肩を強打し、脱臼と診断されました。2月28日に左肩の手術が行われたことが発表されています。彼が選手としてどのように成長していくのか注目が集まります。

特徴・人物

内藤は高校通算53本塁打を記録し、スイングスピードは160km/h以上と非常に優れた打撃能力を持っています。彼の憧れの選手は中田翔であり、また中村剛也の打撃スタイルを研究していることでも知られています。家庭内では中国語を話す環境で育ちましたが、中国には小学校時代に1度だけ行ったことがあると語っています。彼の名前「鵬」は、古代中国の伝説的な巨大な鳥に由来しています。これからの彼の活躍が楽しみです。

詳細情報

• - 背番号: 25（2023年 - ）。

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