前田 純(まえだ じゅん)について
基本情報
前田純は
2000年6月4日生まれで、
沖縄県沖縄市出身の
プロ野球選手です。ポジションは
投手で、左投げ左打ちのスタイルを持っています。彼は
福岡ソフトバンクホークスに所属しています。
経歴
プロ入り前
前田は
沖縄市立高原小学校で「与儀ファイターズ」として軟式野球を始めました。その後、
沖縄市立美東中学校に進み、こちらでも軟式野球部に入部。高校は
沖縄県宜野湾市にある中部商業高校に進学しましたが、在籍中には一度もベンチに入ることがありませんでした。
進学先の日本文理大学では、
大分県大分市での生活が始まりました。大学では、
投手コーチの吉川輝昭と共に自分の投球フォームを改善し、長身の利点を最大限に活かすことに成功。また、3年生の春にはようやくベンチ入りを果たし、4年生の春には第71回全日本大学野球選手権大会で初の登板を経験しました。その後、4年生の秋には北部九州地区1部リーグのベストナインに選出され、彼の実力が認められる瞬間が訪れました。
プロ入り
2022年10月20日のプロ野球ドラフト会議で、
福岡ソフトバンクホークスから育成ドラフトの10巡目で指名されました。その後、11月7日に支度金300万円、年俸400万円(いずれも推定)で契約し、12月5日に福岡での入団発表会見が行われました。背番号は167に決まりました。
プロ入り後の成績
2023年には三軍・四軍戦で61回1/3を投げ、7勝1敗、防御率2.05という素晴らしい成績を残しています。また、二軍公式戦にも1試合に登板し、三軍・四軍戦では27試合に出場、113回を投げて11勝4敗1セーブ、防御率3.03となっています。
2024年に入ると、二軍公式戦で先発登板を重ね、5月6日のくふうハヤテ戦では自身初の
完投勝利を収めました。この月には2試合で2勝0敗、防御率0.00という並外れた成績を収め、5月度のスカパー!ファーム月間MVP賞を受賞しました。同年7月20日にはフレッシュオールスターゲームにも選ばれましたが、初登板時には3者連続四球を与えるなど苦しい場面もありました。7月24日には支配下登録され、背番号も51に変更されました。
投手としての特徴
前田純はその長身を活かし、最速144km/hの
速球を投げます。また、変化球にはカーブとフォークを用い、打者との駆け引きを楽しむ投球を見せています。彼のコントロール力や投球の多様性が今後の成長に大きく寄与することでしょう。
詳細情報
- - 背番号: 167(2023年 - 2024年7月23日)、51(2024年7月24日 - )
- - 登場曲: 「Fight Together」安室奈美恵(2023年 - )、「まっとーばー」かりゆし58(2023年 - )
まとめ
前田純は沖縄出身の若手
投手として着実に成長を遂げており、今後もプロ野球界での活躍が期待されています。彼のプレースタイルと持ち技はファンを魅了し、
福岡ソフトバンクホークスにとっても重要な戦力となるでしょう。