勝又

勝又（かつまた）について

勝又は、お笑い芸人として活躍しているコンビであり、オスカープロモーションに所属しています。彼らは独自のスタイルで多くのファンに親しまれており、特にシュールなコントが特徴です。コンビ名は2016年に「勝又：」と改名し、2018年には事務所から解散が発表され、現在はメンバーがそれぞれフリーで活動しています。

メンバーの紹介

ani（あに）

本名は勝又伸悟で、1978年12月15日生まれ。三重県四日市市出身で、日本大学芸術学部の写真学科を卒業しています。血液型はB型で、未婚です。コンビ時代は主にボケを担当していましたが、特に役割は固定されていませんでした。彼は特異な能力を持ち、ゲーム『スーパーマリオブラザーズ』のワールド1-1を目視せずにクリアする能力を持っています。また、ハガキ職人としても活動しており、「電気グルーヴのオールナイトニッポン」などに投稿していました。以前は「マチコ」というコンビで浅井企画に所属していましたが、解散後は「勝又：」名義でピン芸人として活躍しています。

彼はまた役者としても活動し、名義を「勝又伸悟」と使用することもあります。解散後はあまりピン芸人としてではなく、「幸子、ちょっと幸せ」というコントユニットや、岡崎慎司の実兄と共に「岡崎くんと勝又:」という漫才コンビを結成するなど、多方面で活動しています。また、横川結貴との音楽ユニット「の」でも活動しています。

弟（おとうと）

彼の本名は勝又誉文で、1980年9月28日生まれ。同じく三重県四日市市出身で、英国暁星国際大学を中退しました。血液型はO型で、未婚です。弟も ani と同様にボケ担当でしたが、役割は特に決まっていませんでした。彼の特技は、手を使わずにズボンを履くことです。以前は「コンツ」というコンビでホリプロに所属していましたが、現在は芸人を引退しています。

ネタとスタイル

勝又は主にコントを中心に活動しており、ボケとツッコミの明確な役割がないシュールな展開が特徴的です。特に、二人が顔を近づけて演じるショートコントがユニークで、多くのファンに支持されていました。また、漫才も行うことがあり、2012年の『THE MANZAI』では認定漫才師に選ばれた経験があります。

エピソード

彼らの父親は大相撲の千代の富士の主治医であり、彼自身の脱臼癖を克服させるなど、家族の歴史は興味深いエピソードに満ちています。子ども時代には裕福な生活を送っており、幼少時には巨大なプールや全日本チャンピオンの犬を飼っているなど、贅沢な日々を過ごしていました。しかし、その後のバブル崩壊が家庭に大きな影響を与え、トークなどでその経験を語ることが多いです。

兄弟ともに中日ドラゴンズの熱烈なファンであり、年間数回は神宮に観戦に出かけています。コントの中には野球に関するネタも多く、その影響がうかがえます。

出演・活動

これまでに多くのテレビ番組に出演しており、『爆笑レッドシアター』や『笑っていいとも!』など、数々の有名番組に出演しています。また、映画やCM、インターネットラジオなど多岐にわたって活動しており、現在も精力的に仕事を続けています。彼らの活動は、お笑い界の中でも非常にユニークで興味深い存在と言えるでしょう。

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