北海道教育大学附属旭川中学校

北海道教育大学附属旭川中[[学校]]

北海道旭川市に所在する、北海道教育大学附属旭川中[[学校]]は、北海道教育大学の4つの附属中[[学校]]の1つです。全国的にも珍しい制服のない学校として知られており、生徒の自主性と自立心を育む教育を特色としています。

教育目標と学校生活

学校の教育目標は「よく見、よく聞き、よく思い　自立をめざす生徒」です。この目標を達成するため、生徒の主体性を尊重した教育活動が展開されています。北海道教育大学との密接な連携により、教育実習が頻繁に行われ、研究的な授業も多く取り入れられています。

通学区域は定められておらず、旭川市内からの通学が基本となっています。バス、徒歩、自転車での通学が認められており、自家用車での通学は原則禁止されています。ただし、野外授業など特別な事情がある場合は許可される場合があります。

1学年3学級で、定員は105名です。生徒は、北海道教育大学附属旭川小学校からの内部進学者と、中[[学校]]受験による外部進学者で構成されています。

制服と身だしなみ

制服がない代わりに、校内ではプラスチック製のネーム（名札）の着用が義務付けられています。入学年度によってネームに引かれるラインの色が異なり、3の倍数年に入学した生徒は緑、その前年は黄色、翌年は赤のラインです。

ジャージは指定のアシックス製で、学年によって名前の部分の色が異なります。ネームのラインの色と対応しており、黄色ラインの学年は水色、緑ラインの学年は黄色、赤ラインの学年は白です。体育祭や中体連などの際にはジャージの着用が義務付けられますが、普段の授業では比較的服装の自由度が高いです。ただし、髪型には制限があり、染髪は認められていません。入学式や卒業式などの式典では、襟付き無地のYシャツの着用が義務付けられ、ジーンズやパーカーは着用できません。

教育活動と学校行事

教育活動としては、年間を通して研究大会が開催され、実験的な授業が実施されています。また、1年生は宿泊研修、2年生は修学旅行（関西方面が基本だが、状況に応じて変更あり）があります。その他の主な行事としては、始業式、入学式、学校祭、合唱グランプリ、体育祭、卒業式などがあります。

進路状況

卒業生の進路は、北海道旭川東高等学校、北海道旭川北高等学校、旭川実業高等学校、旭川龍谷高等学校などが主な進学先となっていますが、札幌市内の高校に進学する生徒もいます。

学校の歴史と文化

1947年に北海道第3師範学校附属中[[学校]]として創立され、その後、北海道学芸大学附属中[[学校]]、北海道教育大学附属中[[学校]]、北海道教育大学教育学部附属旭川中[[学校]]と改称を経て、2004年に現在の名称となりました。

1949年から発行されている文集「六稜」は、生徒や教職員が様々なテーマについて執筆した文章が掲載されており、学校生活や社会情勢に関するもの、既存作品のパロディなど多様な内容が含まれています。また、校歌は時雨音羽作詞、堀内敬三作曲で、附属小学校の校歌と同じ楽曲を使用しています。

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