北海道立帯広美術館

北海道立帯広美術館：道東の芸術と自然が調和する空間

北海道帯広市緑ヶ丘公園に位置する北海道立帯広美術館は、1991年3月に開館した、道立美術館5館目となる施設です。1988年には建築設計競技が行われ、翌年から建設が始まりました。

充実したコレクションと展示

当館は、道東地方ゆかりの芸術家の作品を中心に、近現代の版画、そしてバルビゾン派の作品を多く収蔵しています。特に、田園風景や農村風俗を描いた西洋美術品のコレクションは必見です。主展示室（841.9㎡）とコレクション・ギャラリー（209.5㎡）では、これらの貴重な作品を、常設展や企画展を通して紹介しています。

多彩なプログラムと地域貢献

開館以来、ボランティアグループ「しらかばの会」の協力を得ながら、地域社会への貢献にも力を入れています。美術講演会や、学芸員による特別展セミナーといった教育普及事業が活発に行われています。さらに、土曜映写室では、美術に関する映像作品の上映も行っています。子ども向けの「キッズ・ミュージアム」や、美術館をより深く知ることができる「ギャラリー・ツアー」といったプログラムも用意されています。

美術館の施設と利用案内

美術館には、主展示室、コレクション・ギャラリーの他に、ミュージアムショップ、講堂（98.4㎡）、ティーラウンジなどの施設があります。

開館時間: 9:30 - 17:00 (入場は16:30まで)

休館日: 月曜日（祝日の場合は翌日）、年末年始、臨時休館日（展示替など）

受賞歴

北海道立帯広美術館の建物は、その建築デザインの素晴らしさから多くの賞を受賞しています。

第17回北海道建築賞
照明普及賞
第9回帯広市都市景観賞（「まちづくりデザイン賞」の前身）
公共建築賞 優秀賞

これらの受賞歴は、美術館の建築美と、公共施設としての高い水準を物語っています。

まとめ

北海道立帯広美術館は、質の高い美術作品のコレクション、充実した教育普及事業、そして美しい建築と、多くの魅力を兼ね備えた美術館です。帯広を訪れた際には、ぜひ足を運んで、芸術と自然が調和する空間を体感してください。

アクセス

北海道立帯広美術館へのアクセス方法は、公共交通機関や自家用車など、様々な方法があります。詳細は、北海道立帯広美術館の公式ウェブサイトをご確認ください。

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