医薬基盤・健康・栄養研究所

国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所

国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所（以下、医薬基盤研究所）は、厚生労働省の所管下にある独立行政法人です。本研究所は医薬品や医療機器、さらには薬用植物などの生物資源に関する各種研究を推進し、国民の健康や栄養状態を向上させることを目指しています。

基本情報

• - 理事長: 中村祐輔
• - 所在地: 大阪府茨木市彩都あさぎ七丁目6番8号
• - 研究施設:

- 研究支援部: 大阪府摂津市千里丘新町3番17号 健都イノベーションパークNKビル
- AI健康・医薬研究センター: 大阪府摂津市千里丘新町3番17号 健都イノベーションパークNKビル
- 薬用植物資源研究センター
- 筑波研究部: 茨城県つくば市八幡台1番地2
- 北海道研究部: 北海道名寄市字大橋108番地4
- 種子島研究部: 鹿児島県熊毛郡中種子町野間松原山17007番地2
- 霊長類医科学研究センター: 茨城県つくば市八幡台1番地1
- 泉南資源研究施設: 大阪府泉南市りんくう南浜2番11号
- 国立健康・栄養研究所: 大阪府摂津市千里丘新町3番17号 健都イノベーションパークNKビル

設立の背景

医薬基盤研究所は2005年4月1日に設立されました。この設立は、国立医薬品食品衛生研究所、国立感染症研究所、独立行政法人医薬品医療機器総合機構の一部を統合し、医薬品の技術や医療機器の技術における基盤整備を目指すものでした。新たな法人の設立により、医薬品や医療機器の研究が一層進むことが期待されていました。

2015年には、独立行政法人国立健康・栄養研究所を統合し、医薬基盤・健康・栄養研究所として組織が再編されました。この再編により、健康や栄養に関する研究の強化が図られることとなりました。

2017年には、新潟県南魚沼市と健康増進に関する研究で連携するなど、地域とのつながりを深める取り組みも行っています。

研究と活動

医薬基盤研究所の主な業務は、医薬品技術及び医療機器に関する研究開発を中心に、民間及び公共関連機関での研究振興を促進することです。また、国民の健康を守るための調査や研究も行い、それによって公衆衛生を向上させることに寄与しています。

特に、薬用植物の研究においては、日本国内外の生物資源を利用した新たな医療技術の開発に力を入れています。さらには、AIを活用した健康管理研究も行うなど、現代の技術を駆使して国民の健康をサポートする多岐にわたるプロジェクトに取り組んでいます。

結論

国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所は、日本国民の健康を維持・増進するための重要な役割を果たしている機関です。医薬品や医療機器に関する基盤研究を通じ、国民が安心して健康的な生活を送れるよう、今後も進化し続けていくことでしょう。

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