南城市陸上競技場

南城市陸上競技場

南城市陸上競技場（なんじょうしりくじょうきょうぎじょう）は、沖縄県南城市玉城に所在するスポーツ施設で、様々な陸上競技に利用されています。この競技場は地域のスポーツ振興に寄与し、国内外のスポーツチームがトレーニングを行う場としても機能しています。

沿革

南城市陸上競技場の歴史は、2010年（平成22年）10月1日にその完成を迎えたことから始まります。完成以来、様々な競技イベントやトレーニングキャンプが行われており、地元のアスリートやプロチームに利用されています。
2017年（平成29年）2月9日には、J2リーグのカマタマーレ讃岐がここで初めてのキャンプを行い、その後も多くのサッカーチームが訪れています。
2022年には、J2のジェフユナイテッド市原・千葉がこの競技場で初めてトレーニングを行い、プロサッカーのトレーニング拠点としての地位が確立されました。
さらに、2023年2月16日には、なでしこリーグ2部のFCふじざくら山梨が初めてキャンプを行う際の歓迎セレモニーも実施されました。
これに加え、2024年にも活躍が期待されるなでしこリーグのアルビレックス新潟レディースが初めてキャンプを行う場となります。また、同年には沖縄県内での重要なサッカー大会である「タイムス杯争奪OFA第29回沖縄県サッカー選手権大会」の決勝が実施される予定です。

施設概要

南城市陸上競技場のトラックは400メートルのオールウェザーで、8レーンが整備されており、各種陸上競技に対応しています。投てき競技（砲丸、円盤、やり）や跳躍競技（幅跳び、三段跳び、棒高跳び）、3,000メートル障害も行える設備が整っています。このように、トラックの面積は7446平方メートルに及び、収容人数は約2,400人となっています。また、天然芝フィールドのサイズは108メートル×68メートルと広く、練習や試合に適した環境が整っています。

照明設備も完備されており、昼間はもちろん、夜間でもトレーニングや競技会を行うことが可能です。これにより、長時間にわたり選手のパフォーマンスを最大限に引き出すことができます。

アクセス

南城市陸上競技場へのアクセスは非常に便利です。那覇バスターミナルから出発する「富里」バス停からは徒歩約10分という好立地に位置しています。このため、観客や選手が容易に訪れることができ、地元の人々にとっても利用しやすいスポーツ施設となっています。

まとめ

南城市陸上競技場は、沖縄県における重要なスポーツ拠点であり、陸上競技はもちろん、サッカーのトレーニングキャンプなど多彩なスポーツイベントが行われています。地域の活性化やスポーツ振興に貢献するこの競技場は、今後も多くのアスリートたちに利用され続けることでしょう。

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