南海キャンディーズのプロフィールと歴史
南海キャンディーズ(なんかいキャンディーズ)は、日本のお笑い界において確固たる地位を築いているコンビで、
吉本興業に所属しています。彼らは
2003年6月に結成され、略称として「南キャン」や「南海」とも呼ばれます。彼らは『
M-1グランプリ2004』で準優勝を果たし、一躍注目を浴びました。
メンバー紹介
- - 山里 亮太(やまさと りょうた) 1977年4月14日生まれ(47歳)。立ち位置は向かって左で、ツッコミやネタ作りを担当しています。
- - しずちゃん 1979年2月4日生まれ(45歳)。立ち位置は向かって右で、ボケ役として活躍しています。
コンビ結成から現在まで
南海キャンディーズは、山里がしずちゃんを誘う形で結成しましたが、当初はあまり大きな舞台で経験を積むことができませんでした。その後、
2004年に『
M-1グランプリ2004』で決勝に進出。しずちゃんはこの大会の史上初の女性ファイナリストとして名前を刻みました。決勝一回戦では高得点を獲得し、最終決戦では審査員の中田カウスからも票を得るなど、彼らの才能が広く認識されるきっかけとなりました。
2005年以降、多くのテレビ番組で活躍し始め、コメディ界のスタープレイヤーとしての地位を確立しました。しかし、2000年代後半には山里がナレーターとして、しずちゃんがボクサー活動に専念するなど、コンビでの活動機会は減少していきました。この状況を受け、二人は2016年の『
M-1グランプリ』への出場をきっかけに活動を再開しました。その際、コンビ仲はかなり悪化していたことも明かしています。
特徴的なエピソード
彼らが結成した当初、しずちゃんが山里を誘ったとされていましたが、実際には山里がそのように申し出た背景には、当時の相方の影響や、先輩からの圧力に対する不安がありました。また、『
M-1グランプリ2016』では、不本意な形で敗退してしまったこともありましたが、その後の反省を経て、
2018年には初の単独ライブを行い新たなスタートを切りました。
受賞歴と出演作品
南海キャンディーズは数々の受賞歴を持ち、特に目立つ業績は以下の通りです。
- - 2004年:第25回ABCお笑い新人グランプリ 優秀新人賞
- - 2005年:第40回上方漫才大賞 優秀新人賞
- - 2011年:日清食品 THE MANZAI 2011 ワイルドカード決定戦敗退
また、数多のタレント活動やレギュラー番組に出演しており、彼らの魅力は多岐にわたります。例えば、
テレビ東京の『
プレミアMelodiX!』や、人気ローカル番組『南海パラダイス!』など、自らのセンスを活かした多彩な活動をしています。
今後の予定
2024年には、東京の本多劇場で「南海キャンペーンズ」と題したライブが予定されています。しずちゃんが主演する舞台や、山里の相方役を務める即興
漫才企画など、いろいろな企画が用意されています。
南海キャンディーズは、これからも多くのファンに愛され続け、お笑い界に新しい風を吹かせていくことでしょう。彼らの活動から目が離せません。