南那須地区広域行政事務組合

南那須地区広域行政事務組合と消防本部

組合の概要

南那須地区広域行政事務組合は、栃木県那須烏山市と那須郡那珂川町という1市1町で構成される一部事務組合です。1972年（昭和47年）4月1日に設立され、地域住民への広範な行政サービスを提供しています。組合が担う業務は多岐に渡り、病院の運営管理、救急医療体制の整備、ごみ処理、下水処理、火葬場の運営など、住民生活の基盤を支える重要な役割を担っています。

組合の施設

組合は、広域行政センター、保健衛生センター、那須南病院、南那須地区斎場などを運営しています。これらの施設は、それぞれの専門性を活かし、地域住民の健康と福祉の向上に貢献しています。
広域行政センター: 組合の行政事務の中枢を担う施設です。
保健衛生センター: 公衆衛生の維持・向上のための様々な事業を実施しています。
那須南病院: 地域住民への高度な医療を提供する重要な医療機関です。
南那須地区斎場: 葬儀に関するサービスを提供しています。

組合の組織

組合は、組合長、副組合長、事務局、そして様々な部署から構成されています。事務局は総務課、管理課、保健衛生センター、那須南病院事務部などからなり、それぞれの専門分野で効率的な行政運営を支えています。さらに、組合議会や監査委員も設置され、透明性と責任ある行政運営を担保しています。

消防本部の概要

南那須地区広域行政事務組合消防本部は、組合の消防業務を担う機関です。那須烏山市と那珂川町を管轄しており、住民の生命と財産を守るため、日夜活動しています。管内の人口は約4万3千人、世帯数は約1万7千世帯に及びます。広大な管内面積は367平方キロメートルを超えます。

消防本部の組織

消防本部は、消防長をトップに、本部、那須烏山消防署、那珂川消防署の3つの組織で構成されています。それぞれが、警防、救急、予防活動など、様々な業務を分担し、連携して防災体制を構築しています。各署には、複数の係が設置され、専門性の高い活動が展開されています。

消防本部の歴史

消防本部は、組合の設立と同時に1972年（昭和47年）4月1日に設置されました。その後、時代の変化や地域ニーズに対応するため、組織改編や施設整備などが行われ、現在の体制が築き上げられました。特に、馬頭分署への救助訓練塔設置（1991年）、烏山消防署と南那須分署の統合による那須烏山消防署の設置（2014年）、馬頭分署と小川分署の統合による那珂川消防署の設置（2016年）などは、消防力の強化に大きく貢献しました。

まとめ

南那須地区広域行政事務組合と消防本部は、地域住民の安全と安心を守るために、多様な行政サービスと防災活動を展開しています。両組織は、連携して地域社会の発展に貢献し続けています。今後の発展にも期待が寄せられます。

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