名古屋港シートレインランド

名古屋港シートレインランド

名古屋港シートレインランドは、愛知県名古屋市港区に位置する遊園地です。ここは、1995年7月15日に開園して以来、地域のレジャースポットとして親しまれてきました。この施設は、かつての日本貨物鉄道名古屋港駅の跡地に再開発され、泉陽興業によって運営されています。入園自体は無料ですが、アトラクションの利用には別途料金が必要です。

アトラクションの魅力

名古屋港シートレインランドには多彩なアトラクションが充実しており、特に大観覧車が注目されています。この大観覧車は高さ85メートルを誇り、東海地区最大級の存在です。そこからは、伊勢湾や名古屋市内の美しい景色を堪能でき、更に晴れた日は鈴鹿山脈や伊吹山系までも見えることがあります。2011年にはシースルーゴンドラが2台追加され、さらに魅力が増しました。

他にも、カード迷路やファミリースインガー、3D体験ができる4D-KINGなど、多様なアトラクションが揃っています。また、シューティングライドやファミリーコースター、メリーゴーランドなど、家族全員で楽しめる設備が用意されています。特にお子様向けのノースポールやウォーターシューティングであるバトルファイアーも人気です。

さらに、トレジャーコレクションで宝石や化石を探す体験や、アミューズメントコーナーでのゲームもあり、飽きることなく楽しむことができます。可愛らしいマスコットキャラクター「シートンくん」も登場し、訪れる人々を楽しませています。

アクセスと周辺情報

名古屋港シートレインランドへのアクセスは非常に便利です。名古屋市営地下鉄名港線の名古屋港駅や、名古屋市営バスの「なごや港」停留所が近く、名古屋臨海高速鉄道あおなみ線の稲永駅や野跡駅からもアクセスが可能です。また、名鉄常滑線の柴田駅や名古屋市営地下鉄桜通線からの利用もおすすめです。

周囲には、名古屋港水族館や南極観測船ふじといった観光スポットも点在しており、観光を締めくくる場所としても最適です。さらに、名古屋港ガーデンふ頭には他のレジャー施設も多く、家族連れやカップルにとっての一日を飽きさせないロケーションが整っています。

名前の由来と歴史

名古屋港シートレインランドの名称は、海（sea）と列車（train）を組み合わせたものです。1990年代初頭まではJR貨物名古屋港駅の一部であったことに由来しており、その名残が今もこの地に残っています。ただし、現在ではその鉄道の面影はほとんどなく、レジャー施設として新たな利用が進められています。

このように、名古屋港シートレインランドは、遊びと観光が一体となった魅力的なスポットです。家族や友人との楽しい時間を過ごすにふさわしい場所として、多くの人々に親しまれています。

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