土肥星也

土肥星也 - プロ野球選手

土肥星也（どひ せいや）は1995年7月7日生まれの左投げ左打ちのプロ野球選手で、大阪府大東市出身です。現在は千葉ロッテマリーンズに所属しており、主に投手として活躍しています。

プロ入り前の経歴

中学時代

土肥は中学生の時、大東畷ボーイズで野球を始めました。チームの先輩にはプロ選手の松原聖弥が在籍していました。

高校時代

高校は香川県の尽誠学園高等学校に進学し、エースとしてチームを引っ張りました。3年生の夏には香川大会の決勝に進出しましたが、惜しくも敗れました。高校卒業後は大阪ガスに入社し、硬式野球部でさらなる成長を果たしました。社会人野球でも活躍し、全国大会での経験を重ねていきました。

千葉ロッテマリーンズへ

2016年のドラフトで千葉ロッテマリーンズから4位指名を受け、契約金5000万円、年俸1000万円でプロ入り。背番号34を付けてシーズンに臨みました。

ルーキーイヤー

2017年、土肥は5月に中継ぎ投手として一軍に昇格し、プロ初登板を果たしました。初登板の相手は東北楽天ゴールデンイーグルスで、以降も何試合か登板しましたが、防御率6.23という結果でシーズンを終えました。

2018年からの成長

2018年は先発[[投手]]に転向し、福岡ソフトバンクホークス戦で初先発。プロ初勝利は8月に北海道日本ハムファイターズ戦で挙げました。シーズンを通じて6試合に先発し、2勝1敗、防御率5.08の成績を残しました。

結婚とパフォーマンス

誕生日と同じ7月7日の試合で、埼玉西武ライオンズに先発し、そこで初勝利を挙げたことや、ヒーローインタビューで結婚を発表したことも話題になりました。2019年は一軍登板6回、二軍では16試合で好成績を収めました。

障害と復活

2020年には肘の手術が必要となり、シーズンをほとんど棒に振りましたが、2021年には復帰を果たしました。出場選手登録後、急遽先発[[投手]]に指名されましたが、成績は振るわず再び二軍での生活を余儀なくされました。

2022年の試練

2022年は二軍で85イニングを投げるも、一軍登板は1試合のみ。シーズン終盤に肩を痛めてしまい、10月に戦力外通告を受けました。その後、育成選手として再契約を結び新たな道を歩み始めました。

2023年の活躍

2023年には二軍で34試合に登板し、防御率2.96と良好な成績を残しました。10月には自由契約となりましたが、11月には再契約を果たし、来季への期待を膨らませています。

投手としての特徴

土肥は、最速149km/hの直球を武器に、スライダーやチェンジアップ、シンカー、カーブといった多彩な球種を持つ投手です。特に左打者への内角攻めが得意で、強気なピッチングが特徴です。また、阪神タイガースの伝説的投手・藤川球児に憧れを抱いているとのことです。

ニックネームは「ポン太」で、これは彼の地元で活動する同姓のお笑いタレントに由来しています。土肥選手の今後の活躍から目が離せません。

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