堀川駅

堀川駅について

堀川駅（ほりかわえき）は熊本県熊本市北区八景水谷に位置する熊本電気鉄道菊池線の駅です。駅番号はKD12です。ここでは、駅の歴史や構造、周辺情報について詳しくご紹介します。

駅の歴史

堀川駅の歴史は1913年にまで遡ります。この年の8月26日に開業し、以来地域住民に利用されています。1979年には貨物取り扱いが廃止され、1984年には鉄道小荷物の取り扱いも終了しました。その後、1985年には乗車券の発行が廃止され、整理券方式に移行しました。また、1988年には自動閉塞装置の導入に伴い無人化され、出札業務は熊本電鉄観光が委託を受けて行う形になりました。近年では2015年に交通系ICカード「熊本地域振興ICカード」に対応し、2019年に駅ナンバリングが導入されました。

駅の構造

堀川駅は地上駅であり、島式ホーム1面2線から構成されています。1980年代以前までは藤崎宮前駅から折り返し列車が設定されており、その名残として北熊本方面への折り返し運転が可能です。さらに、1979年までは構内で貨物取り扱いを行っていたため、留置線や側線も整備されていました。

この駅は特に有人駅舎が存在する点で珍しいですが、実際には駅員は常駐しておらず、熊本電鉄観光の社員が管理業務を行っています。また、ICカードの読み取り機は駅裏口からの利用者の利便性を考慮してホームに設置されています。

営業時間

堀川駅の営業時間は以下の通りです。

• - 平日: 7:30 - 18:00
• - 土曜日: 7:30 - 12:00
• - 休日: 休業

利用状況

2014年度のデータによると、堀川駅の一日当たりの乗車人数は347人でした。地域住民にとって欠かせない交通手段として利用されています。

周辺情報

駅の周辺には多くの教育機関や公共施設があります。特に、熊本市立城北小学校や熊本市立清水中学校が近隣に立地しており、また、陸上自衛隊北熊本駐屯地や熊本機能病院もあります。八景水谷公園は、地域住民が憩いの場として利用しているスポットです。また、堀川駅近くの堀川バス停では、熊本電気鉄道の路線バスが運行されています。

駅名の由来

「堀川」という名称は、江戸時代に白川から坪井川まで開削された水路に由来します。この水路が周辺地域を流れており、自然の景観と歴史が交差する場所であることを示しています。

隣の駅

熊本電気鉄道菊池線における堀川駅の隣駅は以下の通りです。

• - 八景水谷駅（KD11）
• - 新須屋駅（KD13）

堀川駅は地元の重要な交通機関として存続し続けており、歴史と共に地域のコミュニティに貢献している駅です。

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