増川 弘明(ますかわ ひろあき)は
1979年12月20日に
千葉県佐倉市に生まれ、ロックバンド
BUMP OF CHICKEN|BUMP_OF_CHICKENの
ギタリストとして知られています。彼は中学時代にメンバーたちと出会い、バンド活動を始める運命にありました。それによって、彼の音楽人生が本格的にスタートすることとなります。
来歴
増川は臼井幼稚園時代に将来のバンド仲間と出会いましたが、当時は互いに無知な状態でした。その後、彼は佐倉市立臼井小学校、続いて佐倉市立臼井西中学校に進学し、合唱部や文化祭での活動にも関わりました。
1994年には
BUMP OF CHICKEN|BUMP_OF_CHICKENの前身となるバンドが結成されますが、当時の
ギター担当ではなく、増川は裏方の役割を果たしていました。
中学を卒業後、
千葉県立佐倉高等学校に進学しますが、その後のバンド活動が活発になるにつれ、増川は正式メンバーとして迎えられることになります。そして
1996年2月11日に「ティーンズ・ミュージック・フェスティバル'96」に出演して
BUMP OF CHICKEN|BUMP_OF_CHICKENとしての活動を開始しました。高校卒業後は
中央大学理工学部に進学しますが、大学生活とバンド活動の両立が困難となり、最終的には中退する選択をしました。
人物
増川は身長178cmで、メンバーの中で一番高いですが、血液型はA型の左利きです。しかし、彼は日常生活では右手で箸やペンを使うことが多く、特に球技では左手を優先して使用します。視力があまり良くないため普段はコンタクトレンズを装着し、私生活ではメガネも使用しています。
中学時代、彼と親しい
藤原基央はエレキ
ギターを持てず、増川の自宅に隠していたエレキ
ギターによって彼も音楽への興味を深めていきます。このようにして増川は
ギターを始め、授業以外では任せられた仕事をしながら音楽を磨いていきます。学校を卒業後、増川はボランティアや
アルバイトを通じて音楽との関わりを続けました。
また、彼が参加する
BUMP OF CHICKEN|BUMP_OF_CHICKENの楽曲『車輪の唄』の隠しトラック「星のアルペジオ」は、増川の実体験をもとに作られたものであり、彼の音楽センスが伺えます。
愛称は「ヒロ」であり、メンバーやファンからは親しみを込めて呼ばれています。彼は漫画『
ONE PIECE|ONE_PIECE』のファンであり、雑誌『ジャンプ』や『スピリッツ』も愛読しています。料理では辛めのプッタネスカを好むほか、トマトソースを使った料理も好んで、普段は靴下を履いて寝るなど、少し冷え性とされる一面も見られます。
増川には日常生活においてもユニークなエピソードが多数あり、例えば行きつけの飲食店で偶然お笑いコンビ・オードリーの
若林正恭と相席になり、テーブル代を全額支払ったこともあります。彼は真面目で人懐っこい性格で、同バンドメンバーの中でも特に嘘が下手なことで知られています。
音楽機材
増川は左利きでありながら、右利き用の
ギターを使用しているという独特なスタイルを持っています。主に使用している
ギターには、ギブソンのレスポールやフェンダーのストラトキャスター、テレキャスターなどが挙げられます。彼は多くのギブソン・レスポールを所有しており、ライブの際には主にこの
ギターを使用しています。さらに、彼の音楽的スタイルは多様なアンプやエフェクターを通じて語られるものであり、その音色は彼自身の個性を際立たせる要素となっています。
増川 弘明は
BUMP OF CHICKEN|BUMP_OF_CHICKENの一員としての成長や、個々の趣味・性格を通じて音楽的な深みを持つ
ギタリストとして、多くのファンに愛され続けています。