多摩市立陸上競技場

多摩市立陸上競技場

多摩市立陸上競技場（たましりつりくじょうきょうぎじょう）は、東京都多摩市にある多摩東公園内に位置する施設で、多摩市が所有・管理しています。この競技場は、主に陸上競技に使用されますが、サッカーやラグビーの競技場としても利用されており、多様なスポーツイベントに対応しています。

概要

この競技場は、日本陸上競技連盟の第2種公認を受けており、公式な陸上競技会が開催される場として信頼されています。また、関東大学サッカーリーグ戦や日本女子サッカーリーグの公式戦、さらにはラグビーの競技会も行われるため、多方面にわたってスポーツシーンを支えています。

特に2011年2月には、Jリーグの東京ヴェルディ1969と提携し、練習会場としての利用が開始され、新たなスポーツコミュニティの形成にも寄与しています。

さらに、2016年9月には地元の有志グループ「多摩ニュータウンスタジアムをつくる会」が、30,000人を収容できる新たなサッカー・ラグビー専用スタジアムの建設計画を進めていることが報じられました。この新しい施設は約90億円の費用がかかる見込みで、Public Finance Initiative（PFI）を用いた資金調達が検討されています。このプロジェクトが実現すれば、多摩市のスポーツの中心地として更なる発展が期待されます。

アクセス

多摩市立陸上競技場へのアクセスは良好で、複数の公共交通機関が利用できます。最寄りの駅は京王線の聖蹟桜ヶ丘駅です。ここからは、聖ヶ丘団地経由や連光寺経由のバスが運行されており、陸上競技場への所要時間はわずか3分程度です。

また、聖蹟桜ヶ丘駅から直接多摩東公園行きのバスも運行されており、こちらも徒歩1分で競技場に到着します。さらに、永山駅からもアクセス可能で、数種類のバスが運行されており、どの交通手段を利用してもアクセスが容易な点は利用者にとって嬉しいポイントです。

駅からの徒歩アクセスも便利で、京王永山駅からは約20分、はるひ野駅からは14分、若葉台駅からは24分と、周辺地域からのアクセスも良好です。

多摩市立陸上競技場は、その多様な用途と良好なアクセスから、多くのスポーツ愛好者や観客に利用されています。今後も地域のスポーツ振興に寄与し続ける期待が高まっています。

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