夜の本気ダンス

夜の本気ダンス (よるのほんきダンス)

概要

夜の本気ダンスは、日本の4人組ロックバンドで、略称は「夜ダン」。彼らはJVCケンウッド・ビクターエンタテインメント社のレーベルGetting Betterに所属しています。バンドは独自の音楽スタイルとエネルギッシュなパフォーマンスで知られ、国内外の多くのファンを魅了しています。

創設と初期活動

夜の本気ダンスは2008年に京都府で結成され、もともとは鈴鹿と町田が高校時代に形成した銀杏BOYZのコピーバンドが起源です。高校卒業後、オリジナルメンバーのボーカルが脱退することとなり、米田が新たに加わりました。初期は、ゆらゆら帝国や嘘つきバービーに影響を受けたサイケデリックな音楽を目指していました。その後、忙しくなったベーシストの代わりにマイケルが加入し、現在のメンバー構成ができあがります。

バンド名は、当時のメンバーの家の壁に貼られていた新聞の切り抜きから取られたもので、「怪しくてうねって踊らせる」というイメージが反映されています。

主なリリースとメジャーデビュー

2014年2月、夜の本気ダンスはタワーレコード限定のシングル「Bitch」に続いて、3月に初の全国流通ミニアルバム『DANCE STEP』を発表します。同年11月にはアルバム『DANCE TIME』をリリースし、翌2015年にはシングル「By My Side」を発売。

2016年2月から3月にかけてスペースシャワーTV主催の「スペースシャワー列伝15周年記念公演 JAPAN TOUR 2016」に出演し、多くの観衆を魅了しました。そして同年3月9日には、アルバム『DANCEABLE』でメジャーデビューを果たしました。デビューシングルの両A面作品「Without You / LIBERTY」は、2016年12月に発売されました。

変遷とメンバーの交代

しかし、2016年9月23日のライブを最後にギターの町田が脱退します。町田は「子供の頃から抱いていた夢を叶えたい」という理由を述べており、その後は西田一紀（元DAISY LOO）が新メンバーとして加入しました。

2021年により結成10周年を迎えた夜の本気ダンスは、オールナイトLIVEを開催し、その人気を確固たるものとしました。

2020年代の活動

2020年には、東京と大阪での初めてのワンマンホール公演が成功し、バンドは新たな節目を迎えます。その際に披露された「SMILE SMILE」には初のホーンセクションが加わり、6月10日に配信シングルとしてリリースされました。無観客配信ライブも2回実施し、話題を呼びました。

メンバー紹介

• - 米田貴紀: ギターボーカル、1990年1月6日生まれ、京都府宇治市出身。
• - 鈴鹿秋斗: ドラム、1989年11月2日生まれ、京都府宇治市出身。
• - マイケル: ベース、1989年9月7日生まれ、大阪府高槻市出身。2020年12月には地元高槻の観光大使に就任。
• - 西田一紀: ギター、1990年5月29日生まれ、兵庫県神戸市出身。夜ダン加入前はDAISY LOOで活動していました。

元メンバー及びディスコグラフィー

元メンバーの町田建人は2016年に脱退し、それ以降バンドは新たな楽曲制作に取り組んできました。彼らの曲はさまざまなタイアップにも参加しており、ファンから支持を得ています。

まとめ

夜の本気ダンスは、結成以来、一貫して多様な音楽スタイルを探求し続けており、観客を楽しませるパフォーマンスで注目を浴びています。今後の彼らの活動にも期待が寄せられています。

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