大原葉子

大原葉子：波乱万丈な人生を歩む『渡る世間は鬼ばかり』の四女

大原葉子は、TBSの人気ホームドラマ『渡る世間は鬼ばかり』に登場する、岡倉大吉と節子夫婦の四女として描かれる人物です。演じるのは女優の野村真美。5人姉妹の中でも特に独立心が強く、その生き方は多くの視聴者に共感と驚きを与えました。

プロフィール

生年月日：1967年8月11日
職業：照明デザイナー → 一級建築士
資格：一級建築士

来歴と人物像

葉子は、幼少期からハワイ在住の叔母・森山珠子に可愛がられ、一時は養女としてハワイへ移住する話も出るほどでした。ハワイの大学を卒業後、独立心が旺盛で、家族に相談せず物事を決めるクールな性格へと成長します。子供の頃は、姉たちに隠れて目立たない存在でしたが、仕事に生きがいを見出し、男性遍歴を重ねるようになります。

父・大吉は、葉子のすぐ後に長子が生まれたため、愛情を十分に注げなかったことを後悔しており、他の娘とは異なる感情を抱いています。母・節子は、葉子の奔放な生き方を叔母である珠子の影響だと考えており、不満を抱いています。

結婚と離婚、そして再婚

ハワイ留学時代に知り合った「山口商事」の社長・山口太郎と親密な関係になり、太郎の帰国と共に日本へ戻ります。しかし、財産家の嫁として家に縛られることを嫌い、仕事仲間の竹原洋次と結婚。珠子を頼って2人でハワイへ移住しますが、洋次は永住権欲しさにアメリカ人女性に走り、離婚。傷心のまま日本へ帰国します。

その後、山口太郎と再会し復縁を迫られますが、葉子は仕事と自由な生活を選び、一級建築士の資格を取得。自室マンションを「岡倉設計事務所」として独立します。その後、青山タキの長男・久光と婚約しますが破局。宗方直之と結婚するも、宗方の病気が発覚し、結婚生活は長く続きませんでした。現在は、宗方の部下で10歳年下の大原透と不倫関係に陥り再婚。子供を妊娠しますが、流産してしまいます。

その後、双子を妊娠し、最終シリーズで出産。波乱万丈な人生を送っています。

家族構成

現夫：大原透（「NAOエンタープライズ」社員 → 一級建築士）
長女：大原さやか（流産）
次女：大原ゆき（双子）
三女：大原みき（双子）

関係者

元夫（2人目）：宗方直之（「NAOエンタープライズ」社長）
元夫（1人目）：竹原洋次（照明デザイナー）
元婚約者（1人目）：山口太郎（「山口商事」社長）
元婚約者（2人目）：青山久光（画家）

岡倉家

父：岡倉大吉
母：岡倉節子
叔母：森山珠子
姉：野田弥生
姉：小島五月
姉：高橋文子
妹：本間長子

大原葉子は、『渡る世間は鬼ばかり』の中で、常に自分の意志を貫き、困難に立ち向かう強い女性として描かれています。その生き方は、現代を生きる女性たちに勇気を与え続けています。

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