大西広樹

大西広樹選手のプロフィール

基本情報

大西 広樹（おおにし ひろき）は、1997年11月8日生まれで、奈良県香芝市出身のプロ野球選手です。ポジションは投手で、現在東京ヤクルトスワローズに所属しています。右投右打のスタイルで、若手選手として期待されています。

プロ入り前の経歴

大西選手は小学校時代から軟式野球に親しみ、大阪商業大学高等学校では2年生の秋からエースとして活躍しましたが、甲子園大会には出場していません。その後、大阪商業大学に進学し、「絶対にプロ野球選手になりたい」との強い意志を持ち続けました。

大学時代は、4年間で27勝2敗の素晴らしい成績を収め、関西六大学野球連盟のベストナインを2度受賞、最優秀投手の栄誉も3度獲得しました。大学での同期には橋本侑樹選手と小野寺暖選手がいます。

プロ野球選手としてのキャリア

2019年の新人選手選択会議で東京ヤクルトスワローズから4位指名を受け、大西選手は11月26日に契約を結びました。契約金は4700万円、年俸は720万円で、背番号は44に決まりました。

ヤクルトでの活動

プロ入りした2020年は開幕から一軍でプレーしました。特に印象に残ったのは、6月21日に行われた中日ドラゴンズ戦でのプロ初登板です。この試合では1回を無失点で抑える素晴らしいスタートを切りました。その後の8月5日には広島カープ戦で初先発を果たし、5回を2失点で投げました。そのシーズンは5試合に出演し、防御率5.00の成績を収めました。

2021年には5月27日に再登録され、6月1日にはプロ初勝利を挙げるなど、33試合に登板し3勝を記録、担当した試合は安定感があり、防御率も2.82の成績を残しました。シーズンオフには契約を更改し、年俸が620万円増の1400万円となりました。

2022年は開幕から出場しましたが、7月にチーム内で新型コロナウイルスの感染者が出たため、一時的に離脱しました。この影響もあり、43試合に登板しながら防御率は4.45となりました。

選手としての特性

大西選手の直球は152km/hという速さを誇り、その変化球のバリエーションも豊富で、フォーク、シュート、スライダー、カットボール、シンカーなどがあります。大学時代には有名な投手ランディ・メッセンジャーからも高く評価されました。

記録

大西選手はプロ入り以来、次々に記録を更新しています。2020年にはプロ初登板を果たし、初先発や初勝利も達成しました。2024年にはオールスターゲームに出場を果たすなど、今後のさらなる飛躍が期待される選手です。

最後に

大西広樹選手は、これからの東京ヤクルトスワローズを引っ張っていく存在として期待されており、さらなる成長と成功を見守りたいと思います。

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