大野町立図書館

大野町立図書館

大野町立図書館は、岐阜県揖斐郡の大野町にある公立の図書館で、地域住民に書籍や資料を提供し、学びの場として重要な役割を担っています。1994年に開館し、大野町総合町民センターの1階に位置しています。延床面積は1078㎡あり、十分なスペースを確保しています。

歴史と運営

この図書館は、もともと1968年に大野町中央公民館内に設置された図書室が源流です。その後、2007年に岐阜県の町村立図書館では初めて指定管理者制度が導入され、2022年からは大野町総合町民センター管理運営共同体が運営を行っています。また、2014年には岐阜県で初めて国立国会図書館デジタルコレクションが導入され、利用者は多様なデジタル資料にもアクセス可能です。

2021年の情報によると、蔵書数は約12万冊で、毎年多くの書籍が貸し出されています。2019年度の貸出数は約11万冊に達し、地域の図書館としての機能がしっかりと果たされています。

利用案内

大野町立図書館の開館時間は午前10時から午後6時までで、月曜日が休館日となっています。ただし、月曜日が祝日の場合は翌日が休館となるため、その点の確認が必要です。また、祝日の翌日や年末年始（12月29日から1月3日）も休館日となります。資料整理のために月に1回、特定の休館日が設定されていることもあります。

図書館利用者は、1人あたり最大10点の書籍を借りることができ、貸出期間は14日間です。このルールにより、利用者がスムーズに本を借りることができる仕組みが整えられています。

アクセス

公共交通機関を利用する場合、「大野バスセンター」バス停から徒歩すぐの距離に位置しています。岐阜バスや名阪近鉄バスを利用することで、アクセスが可能です。具体的には、JR岐阜駅や名鉄岐阜駅からのバスが便利です。また、穂積駅からもバスでアクセスできます。自動車での来館の場合、東海環状自動車道の大野神戸ICから約3㎞の場所にあり、利便性が高いといえます。

周辺施設

大野町立図書館の近くには、大野町役場や大野中央公民館、大野町保健センターなど、地域の重要な施設が点在しています。また、大野町民俗資料館や大野町立中学校・小学校も近くにあり、地域の文化や教育の中心的な役割を果たしていることが特徴です。

参考文献

大野町の歴史に関する書籍も豊富にあり、地域資料として「大野町史 通史編」が挙げられます。これにより、大野町立図書館は地域の歴史や文化を学ぶための資源も提供しています。

関連項目

大野町立図書館は、岐阜県内の図書館の中でも特に地域に密着した存在です。興味がある方は、大野町総合町民センターおよび大野町図書館の公式ウェブサイトで詳細を確認することができます。

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