大阪市立長居植物園

大阪市立長居植物園

大阪市立長居植物園は、大阪府大阪市東住吉区の長居公園の中に位置しています。この植物園は、1974年に開園し、総面積は242,000平方メートルにもわたります。ここには約1,200種類、61,000本の植物が育てられており、訪れる人々に色とりどりの自然の美を提供しています。植物園への入園は有料ですが、長居公園自体は無料で楽しむことができます。

園内の主な施設

植物園には多くの魅力的な施設や庭園が存在しています。それらの中でも特に注目すべきポイントを以下に示します。

大池

園の中心に位置する大池は、広さ47,000平方メートルを誇ります。この池には、長さ約50メートルの一文字橋、愛称「レインボーブリッジ」が架かっており、池の美しい風景を楽しむことができます。

小池

小さな池である小池は、面積1,200平方メートル。植物たちが息づくこの池も、訪問者にとっての癒しの空間となっています。

専門園

長居植物園には、アジサイ園、ハナショウブ園、シャクナゲ園、ボタン園、マグノリア園、ヘメロカリス園、ツバキ園、シャーマンアイリス園、バラ園、シャクヤク園、そしてハーブ園の11種の専門庭園があります。これらの庭園では、特定の植物を中心に、季節ごとの変化を楽しめます。

ライフガーデン

約2,000平方メートルの敷地を持つライフガーデンでは、季節ごとにネモフィラ、ひまわり、コスモスなどの花々が植え替えられ、絶えず新しい景色を楽しむことができます。

歴史の森

歴史の森では、大阪の太古から現代までの時代ごとの代表的な樹林を再現しています。これにより、訪問者は自然の変遷を感じながら散策できます。

芝生広場とその他の花木

広々とした芝生広場は、訪れる人々にリラックスしたひとときを提供し、他にも様々な花木が園内に彩りを加えています。

大阪市立自然史博物館

植物園の近くには自然史博物館があり、こちらは植物園とは別途の入館料が必要です。この博物館では、自然についての知識を深めることができます。

花と緑と自然の情報センター

2001年に設立されたこのセンターでは、植物や自然に関する情報を学ぶことができます。教育的なプログラムも用意されており、地域の人々をはじめ多くの人々に利用されています。

入園案内

大阪市立長居植物園の住所は、大阪府大阪市東住吉区長居公園1-23です。開園時間は、3月から10月までが9:30から17:00（入園は16:30まで）、11月から2月までは9:30から16:30（入園は16:00まで）で、月曜日は休園日です。また、年末年始（12月28日から1月4日）も休園となります。入園料は、大人200円で、中学生以下は無料です。

アクセス

アクセスは便利で、Osaka Metro御堂筋線の長居駅からは3号出口より東へ約800メートル、JR阪和線の長居駅からは東出口より約1,000メートルほど徒歩で移動することができます。自然とのふれあいを楽しむために、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

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