守屋功輝

守屋 功輝（もりや こうき）について

守屋功輝は、1993年11月25日、岡山県倉敷市で生まれた元プロ野球選手です。主に投手としての役割を担い、右投右打の選手です。彼は、中学校から高校にかけての競技経験を経て、プロ入りを果たしました。

経歴

プロ入り前

幼少期から野球に親しみ、倉敷市立玉島南小学校4年生の時に「玉島南少年野球」に加わり、野球の道を歩み始めました。小学5年時には岡山県大会で準優勝の経験を持ち、倉敷市立黒崎中学校では軟式野球部に所属し投手に専念。岡山県立倉敷工業高校では、2年生秋からエースに昇格しましたが、全国大会の出場は無し。その後、Honda鈴鹿に入社し、本格的な野球キャリアをスタートさせました。

Honda鈴鹿時代

Honda鈴鹿では、初年度から公式戦に登板を果たし、3年目には都市対抗の東海地区予選でチームを本選に導く活躍をしました。2014年のNPBドラフトで阪神タイガースに4巡目で指名され、契約を交わりました。彼の入団が発表された後、日本選手権大会に出場、初出場したものの、チームは初戦敗退となりました。

阪神タイガース時代

阪神では若手選手として活躍しましたが、入団初年度の2015年は登板機会に恵まれず、2016年にはオープン戦で光り、4月20日、対東京ヤクルト戦で初登板を果たしました。このシーズンは一軍昇格を果たし、2019年にはプロ入り初となる沖縄の一軍キャンプに参加し、開幕後も好調を維持。9試合連続無失点を記録し、最終的には57試合に登板し、チームのクライマックスシリーズ進出に貢献しました。

2020年には右肩痛の影響で出場選手登録を抹消。その後一軍復帰を果たしますが、2021年は2試合の登板に終わり、2022年には戦力外通告を受けました。

日本製鉄鹿島時代

2023年に、社会人野球の日本製鉄鹿島に移籍し、プレーを続けています。彼は選手としての技能を洗練させながら、新たな舞台での挑戦を続けています。

選手の特徴

守屋はサイドスローに近い変則スリークォーターからの投球スタイルを持ち、最速154km/hのストレートを投げ分けます。彼のリリーフ投手としての実力は、特にどんな場面でも対応できる適応力と安定した投球術により評価されています。2019年には野球日本代表の監督からも注目される存在となりました。

パーソナルエピソード

幼少期から阪神のファンで、中学生までは捕手としてプレーしていた父の影響を強く受けて育ちました。大学時代には多くの苦労をしつつ、自身の体力強化を図った結果、プロ入りを果たしました。結婚も早く、未婚の同期選手が多い中で唯一の既婚者として注目を集めました。彼のバッテリーコーチからの勧めで、投球フォームに対するアプローチも変え、さらなる向上を目指しています。

以上が守屋功輝の選手としての経歴と特徴です。彼は野球に対する情熱と、プロで選手として戦う意志が非常に強い選手です。これからの活躍にも期待が寄せられています。

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