安西 叶翔(あんざい かなと)
安西叶翔は、
2004年11月13日生まれで、
京都府京都市左京区出身の
プロ野球選手です。彼は北海道日本ハムファイターズに所属し、右投右打の選手として活躍しています。
経歴
プロ入り前
彼の野球キャリアは、1年生の時に始まりました。当初は「北白川ベアーズ」というチームに所属していました。6年生の時には4番を務め、キャッチャーとしても活躍し、京都選抜に選出される栄誉を得ました。その後、岡崎中学校に進学し、軟式クラブチーム「京都ベアーズ」に所属。
投手としての道を歩み始めましたが、成長段階で関節痛に悩まされたこともありました。しかし3年生の時には、文部科学大臣杯全日本少年軟式野球大会に出場し、ベスト16進出を果たしました。
その後、静岡県の常葉大菊川高校に進学し、高校1年生の秋から静岡県大会にベンチ入りしました。東海大会では背番号1を背負い試合に挑みましたが、初戦で三重海星高校に敗退。その後2年生の夏に再び静岡県大会に出場しました。シーズン終了後にはサイドスローに転向し、3年生の夏の静岡県大会では再び背番号1で出場。優勝候補とされていた矢先、
新型コロナウイルスの影響で寮内に感染者が発生し、チーム全体が濃厚接触者扱いとなる事態に見舞われました。そんな中でもチームは3回戦まで進出しましたが、4回戦では静清高校に敗れてしまいました。この経験を経て、彼は9月5日にプロ志望届を提出しました。
プロ入り
2022年のNPBドラフト会議で北海道日本ハムファイターズから4位指名を受け、プロ入りを果たしました。彼は同高校から直接プロ入りした選手としては2014年の桒原樹以来2人目となります。プロ入り後は背番号54を付けています。
選手としての特徴
安西叶翔は186cmの長身を活かした
投手で、サイドスローから最速151km/hのストレートを投じます。そのほかにもスライダー、カーブ、ツーシーム、
チェンジアップ、スプリットといった多彩な変化球を持っています。高校2年生の時にサイドスローに転向したことで、以前の制球難も克服されました。プロ入りにあたり行った指名挨拶では、「北の
斎藤雅樹を目指す」という意気込みを語っています。
詳細情報
関連項目